今週の一筆
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04月19日の放送

道州制、一院制実現のためにも、まずは憲法96条改正を

日本維新の会 松野頼久 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは日本維新の会国会議員団幹事長の松野頼久さん。まずは収録日にヤマ場を迎えた「0増5減・区割り法案」の行方からうかがった。

 「去年、0増5減法案が成立したのは、一昨年の最高裁の違憲判決を受けてで、せめて法律を通しておけば、区割り案が出来ていなくても、解散しても大丈夫だろう、ということだった。しかし、迎えた総選挙に関する裁判で違憲判決どころか無効判決まででてきてしまった。去年とは状況が全く違っている。しかも1月から国会が始まっているのに、この問題に関しての幹事長会談はたったの3度しかないのに、区割り法案審議を強引にはじめた。例え意見や立場が違っても丁寧な議論をするのが国会。きのう、斡旋に乗り出した議長にもそこは理解していただいている。だから維新としては、この後すぐに定数削減、抜本的な制度改革をする、と担保してくれれば0増5減・区割り法案に賛成するのだが、今の状況では腹をくくらなければならないかもしれない」

 「憲法96条を研究する会」を自民・民主・みんなの有志議員らと作った松野さん。何故?と聞いたら、「同じ敗戦国のドイツはもう何度も憲法改正をしているのに日本は一度もしていない。だから、まずここを改正しやすくして、憲法の中味について国民の意見を聞こうということ。もっとも改正しなくても、両院とも3分の2を超えることができるような選挙制度改正をした方が早い、と言う意見もある。衆院はこの制度導入で3分の2は超えるケースが増えたが、参院は比例区と地方区で3分の2は無理だから」。

 9条改正だけが目的ではないとも言う。「石原さんが主張した綱領? あれだって、石原さんは憲法廃棄だけど、憲法改正に直した。現行憲法は良いところもあれば悪いところもある。維新の一丁目一番地は道州制、一院制だけど、これも憲法改正をしなければできないこと。維新というのは、大阪と国会がバラバラとよく言われるけど、あれは既成政党が国会内で相談するのとは違って、ツイッターとかメデイア報道でプロセスが全部出てしまうから。でも、日銀人事の時に15:13で賛成の結論を出したように、最終的にはまとまる。だから維新は『憲法改正』という幅でまとまっている党かな。民主党は改正賛成と反対に大きく分かれているようだけど」

 参院選後は二大政党を目指す今の選挙制度の下では維新がもう一つの党になる、と自信を見せる。「将来的には、みんなの党や民主の考えを同じくする人達と一緒になって、自民と対峙する党をつくらなければ。民主も良い人材がたくさんいますよ!」

 ヒマができたら釣りをしたいとのこと。「湖でのブラックバス釣り! 釣れそうにないルアーで釣るのが面白い!」。相模湖や斑尾の野池にもっぱら行くそうだが、「ウーン、やっぱり無になれるところ一番かな!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:4月19日(金)23:00/4月20日(土)9:30/4月21日(日)0:30