今週の一筆
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03月08日の放送

憲法は今やピサの斜塔 96条改正でまっすぐに!

みんなの党 浅尾慶一郎 政調会長

対談を終えて

 今回のゲストはみんなの党政調会長の浅尾慶一郎さん。まずは、相次いで出された「一票の格差違憲判決」について。

 「私どもは一人一票を貫け、と言っているんです。男性が1票で女性が2票持つ、なんておかしいでしょ。地域も同じ事。0増5減で事足れり、ではいけないんですよ。だからみんなの党は比例代表制を主張しています。でも、最高裁が指摘しているように、あらかじめ+1議席をなくすだけでも1:1に近づきます。ただ、鳥取が全県区になるのは自民党幹事長は嫌がるでしょうね。地元ですから。ともあれ一票の格差と定数削減はやらねばダメ!」

 安倍政権の経済政策について聞いた。
 「三本の矢の一番目、金融緩和策はみんなの党が以前から言っていたこと。物価は緩やかにあげていくことが重要。影響が年金世代と若者では違いますから。二番目の財政政策は、自民の場合は公共投資など国の金を支払うやりかた。私たちは企業減税など減税でやれ、という立場です。この方が、お金が動きますから。三番目の成長戦略が一番大切! もう芽が出始めていますから、一日も早く方向性を出さなければ。『この分野は伸びるだろう』と、政府が決めてはダメ。『余計なこと国はしません』というのが一番なんですよ」。通信業界の規制緩和の成功例を上げて、発送電分離など電力業界の構造改革をやるべきとのこと。

 補正予算は1票差で可決、みんなと民主の出した修正案は否決されたが、ここで民主と組めたことは大きかったと言う。
 「公共投資を減らして、減税に回す。国の関与部分を減らして民間に回す、などの修正案でしたけど、特に民主政権の時に減らした基礎科学の分野に再びお金をつけることに民主が賛成してくれました。おかげで、修正案の本会議上程ができました。我々だけじゃ上程できませんから」

 憲法96条改正の超党派研究会をこのほど発足させた浅尾さん、何故今? と聞いた。
 「安倍首相が96条改正をおっしゃったのを機会に、改めて皆で勉強しようということになったんですよ。憲法は国の根幹。しかし大きく変化する世界情勢の中で一度も変えたことがない、というのでいいのか。自衛隊だって素直に読めば憲法違反ですよ。でもそれを政治家や行政の知恵でなんとか今の状態に。悪く言えば、政治家への丸投げで成り立っている。それを、国民投票をして国民が憲法を変えることが必要なんですよ。反対の方たちは憲法がピサの斜塔状態でも、96条改正をすれば、もっと右に寄るんじゃないかとおそれている。しかし、私たちはピサの斜塔はまずまっすぐに戻すべき。それをやらないと倒れてしまう、と思っているんですよね」

 参院選では野党連携が必要と言う。
 「民主は2000万も得票数を減らしたが、そのうちの1700万がみんな+維新。かといってそれだけでは自民に勝てない。民主が労組など既得権益頼みを脱してくれなければ・・・」

 目下ダイエットのために加圧トレーニングをやっているとのこと。月に2〜3回ジムに行って小一時間汗を流すとか。「去年の夏にやったスタンドアップ・パドルや『ウインドサーフィン』をまたやりたいですからね!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:3月8日(金)23:00/3月9日(土)9:30/3月10日(日)0:30