今週の一筆
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10月26日の放送

復興予算、「行政事業レビュー・シート」 作っておいてよかった!

民主党 階猛 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは民主党政調副会長の階猛さん。地元岩手の被災地の現状は? と聞いたら、「今も広大な平地が広がってますが、でもこれは、危険だから移転をしなければ、ということにあるんですよね。やはりそこに住み続けたいというお年寄りも大勢いらっしゃいますし。ただ岩手の民主党議員は3人だけなんですけど、平野復興大臣、黄川田副大臣、そして私が県連代表なので、一緒に全力を尽くしてやっています。黄川田さんなんかご家族を亡くされて未だに仮設住宅住まいですが、『皆さんが全部出た後、自分が最後に仮設を出ます』といつも言ってらっしゃいますよ」

 復興のためにこの8月にいくつか要望を出し、それが動き出しているという。
 「一つは民間需要に応えるために生コンクリートの生産工場を地元近くに作ること。それから銀行員・弁護士の経験から、二重ローン問題への公的支援の周知徹底。この制度を苦労して作ったのに知らない人がまだ多い。周知、特に現状を把握している金融機関にやってもらうよう金融庁から指導してもらっている。ボランテイアをコーディネートするNPOへの税制優遇も必要だし・・・」

 初めから100%効果が出るとは思っていなかったとも。
 「急いで作りましたから、走っているうちに使い勝手のいいものにどんどん直していけばいいんですよ。被災地の方たちの声を聞いて!」

 それにしても、復興予算の使途はひどい!と言うと、「私たちは他の地域で使われているから怒っているのではなくて、例えば中小企業・組合の共同施設等復旧事業。本当に助かる制度で、希望者は引きも切らず。ただ被災地は基準が厳しく、よそでは甘い、としか思えないんです。

 役所は「この計画では熟度が足りない」ってはねつけるんですよ。食うや食わずの生活をしていて申請書をうまく書く時間がありますか? まずたっぷり予算をつけて、『熟度』が足りなければ、それを支援するのが役所じゃないですか。順番が違います」と憤懣やるかたない様子。

 「でも、僕たちが事業仕分けなどで初めて作った『行政事業レビューシート』のおかげで、これらの事業のチェックが可能になったんですよ!自民党時代だったら、こんなこと表に出なかったでしょうね」

 今、代表選担ぎ出しをはかった細野政調会長の下でマニフェスト作りをする毎日。
 「今の民主党は自民党と変わらないじゃないか、という人多いですよね。政党の対立軸は国家主義.自由主義対個人主義・平等主義だと思うんです。もちろん極端なのは困りますが、自民や維新は中央より国家主義・自由主義ですよね。民主党は結党原点の個人主義・平等主義に戻るべきだと思うんですよ。そんな考えで作ってます」

 趣味は? と聞いたら「ボクシング!」。社会人になってそれまでやっていた野球(東大硬式野球部で投手)ができなくなったので、一人でできて、かつ、ハードなスポーツを探していたら、たまたま近くにボクシングジムがあったので始めたとか。

 「ヘッドギアつけて、グローブつけて、20年間くらい、細々と・・・今は2〜3週間に一度くらいだけど。むしゃくしゃしたときなんか、やっぱり最高!」とニッコリ。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:10月26日(金)23:00/10月27日(土)9:30/10月28日(日)0:30