今週の一筆
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10月05日の放送

橋下市長は発信型と同時に受信型政治家!

日本維新の会 松浪健太 国会議員団幹事長

対談を終えて

 今回のゲストは自民党を離党、日本維新の会国会議員団の幹事長になった松浪健太さん。以前から道州制導入の論客としてこの番組にはたびたび出ていただいたのだが、あらためて何故、日本維新の会に移ったのか聞いた。

 「自民もやっと憲法改正に続いて道州制導入をいれたが、本気の人が少ない。今度の総裁選だって、誰ひとり道州制を言わない。民主党はなおさら。自民党は外圧に弱いから、今回は維新に入って私が外圧になろうと思ったんですよ」

 選挙目当てという批判もあるが、と尋ねたら「そう言われないように最初のメンバーは選んだんです。松野さんは九州一選挙が強いし、石関さんは郵政の逆風選挙の中でも当選してきた。ボクだって比例とはいえ、自信がある。みんなの党はあと4年参議院に残れるのに、衆議院に移りたいという人達。1年生は入れない。覚悟の7人ですよ」

 橋下さんは知っているけど維新の実態はあまり知られていないことについては、曰く「橋下さんは象徴的存在。既得権益とは一線を画す維新の文化に期待が集まっているのでは。企業献金廃止だし、候補者も皆自前で1000万円とかのお金を集めるリスクを背負って出てきている。チルドレンじゃできない。それにみんなの党とは違って、維新はワンマンじゃない。発信力の大きい、“発信型橋下は”知られているが、政治家同士で話をするときは完全に“受信型橋下”。黙って聞いていて、最後に決断する。多くのことにはタッチせず、大局だけやり、後はみんなに任せる。ぼくがブログに『橋下独裁にはしない』と書いたのはそういうこと。話はついているのに、メデイアがこれで騒ぐのは不思議だ!」

 国会議員団と執行部・地方議員団との確執が言われていることについては、「縦の関係ではなくて全く横の関係。消費税などの大きな問題は執行役員会で決めるが、それ以外はそれぞれが自分のところで決める。維新の会の事務所なんて事務員が数人いるだけの小さなもの。政策はそれぞれの議員が自分のところで決めるのだから、自民党本部の事務局のように既得権益が後にぶら下がった事務員を何人も抱える必要なんてない。政策をアウトソーシングしている、ということかな。国会議員団の事務所もこの方式でシンクタンクを使ってやろうと思っている」

 政策に関しては維新八策という基本があるから、それに沿ってやればいい、とも。消費税の地方税化や、首相公選制、憲法改正等に対して「『理想を語るのはいいが、できっこない』と言うのは逃げをうっているだけ。大阪都構想だってできないと言われてたけど、法律が通ったでしょ。憲法改正だってぼくのもう一つのテーマですからやりますよ!」

 最後に自民・民主との関係を聞いたら「是々非々。協力すべきところは協力。違うところは違うと。全部ゼロにして、それから、国民の為に必要な政策はこうだ、と出していきたい」

 林芳正さんの影響で、この間、思わずキーボードを買ってしまったという松浪さん。ビリー・ジョエルを弾いたのはうれしかったけど、「今は疲れてしまって、今年20年ぶりに買ったエレキギターもとても弾く状況ではないんですよね。一瞬でも楽器を手にできないのは本当に残念!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:10月5日(金)23:00/10月6日(土)9:30/10月7日(日)0:30