今週の一筆
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09月14日の放送

決める政治 両院議員総会のシステム変更を!

民主党 中林美恵子 衆議院議員

対談を終えて

 今週のゲストは民主党の中林美恵子さん。アメリカ国家公務員である連邦議会上院予算委員会に日本人として初めて正規採用されたキャリアを持ち、帰国後、今回の政権交代で民主党衆議院議員として初当選。10年間、共和党側の補佐官としてアメリカの財政・政治政策作成に携わってきただけに、日本の政治システムには驚かされるばかりだと言う。

 「もちろん、議院内閣制の日本と大統領制のアメリカと根本的に違う、ということはわかりますが、形式的にはアメリカ占領下で作った憲法に基づいて議会があるわけですから、同じように運用ができれば、もっとスムーズに予算作成ができるはず。本来は全部情報公開して、国会で予算案の修正ができ、同時に誰がどう行動したということをオープンにして記録をとっておいて、国民の判断にゆだねる。それをしなければ、私たちの税金の使い道なんてわかりっこありません。でも実はそういうふうにシステムをかえるシステムがないんですよね。アメリカではきちんとあるのに!」

 「ねじれ国会。アメリカでも上院・下院、意見が違って激突するのはしょっちゅう!でも議員数に応じて両院協議会のようなところで話をするから、最後は多数決でまとまる。でも日本は衆・参10名ずつだからいつまでたっても平行線。ここを議員数に応じて配分すれば、もう少しうまくいく。そんな国会システムを変えたくて国会議員になったんですけど・・・」

 「グロ−バル人材になれる女性(ひと)のシンプルな習慣」と言う本をこのほど出されたので、その話も。

 「内向きではなく、世界の中でどんどん活躍して欲しい。世界を知ることが日本を知ることだし、それをまた日本に持ち帰って日本に貢献して欲しい!」。でも、英語ができないとか、自信がないとか、皆行きたがらないのでは? と聞いたら、「英語なんてできなくても、意欲があれば大丈夫。きっかけだって先生に聞いてもいいし、経団連などではグロ−バル人材育成のためのプログラムを作っているからHPで探せばいいし・・・。日本女性のあたたかな人柄と奥ゆかしさは世界でも高く評価されてますよ。それから闘わない自己主張。感情的にならずにきちんと自分の意見を説明できることが大切。ぜひ、この本を読んで世界に羽ばたいて下さい!」

 時間があったら書きかけの論文を仕上げたいと言う。テーマは「財政」。国民の主張−投票行動が財政規律にどう影響するか、データは作ったものの政治の世界に入ってしまって中断したとか。「資料が古くならないうちに書きたいんですが、どうなることやら?!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:9月14日(金)23:00/9月15日(土)9:30/9月16日(日)0:30