今週の一筆
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08月31日の放送

尖閣・竹島問題…強い経済力と日米関係の再構築を!

自民党 小野寺五典 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは元外務副大臣で自民党外交部会長の小野寺五典さん。領土問題についてがメインテーマだったが、まず、自民党が野党7会派提出の問責決議案に賛成したことについて。

 「自民の自己否定」とも言われ、政治不信がつのるが、と聞いたら、「多くの、特に衆議院議員は納得していないと思いますよ。いろいろな思いがあっても、将来必要だから、消費税増税法案に賛成したんですから」と憮然とした表情。

 「国会がこれで止まってしまうんですよね。この8か月、外交委員会なんて3時間しか審議してないんです。自民は50数回外交部会開いてますけど」

 尖閣上陸問題もいち早く海保の撮ったビデオの公開を要求、石を投げたりした香港の活動家の状況をみて、強制送還したのを批判する。

 「相手は中国と台湾の2つの旗を持って上陸。つまり、中国の言い分は、元々は尖閣は台湾の領土、その台湾は中国のもの。だから尖閣は中国のもの、という論法なんですよ。ところが今回はこの船が台湾に補給で寄ろうとしたら、台湾が断っている。日本は台湾ときちんと外交交渉をすべきです。おまけに中国に副大臣が親書を持っていってますが、どこの誰に渡す、という根回しもしないで飛び出してしまった。こんな外交ってないですよ!」

 「竹島だって、宮内庁所蔵の朝鮮王朝儀軌などを引き渡すと菅さんが決めたところからおかしくなった。要求がエスカレートするに決まっている、と反対したのに野田総理が実行してしまった。案の定ですよ。李大統領の竹島行き、従軍慰安婦問題、次から次へ出てくる。尖閣だって、これに味をしめてもっと沢山押しかける可能性が高くなっています。民主の外交判断は、普天間等々も含めて全部間違ってきた!」

 「防衛省の作ったオスプレイ調査団の報告書だって、向こうでフライト・シュミレーションに乗って、別途、3時間ほど話を聞いただけで10ペ−ジもの報告書作ってくる。はじめから作ってあるんですよ。これで沖縄・岩国の人たちを納得させることなどできませんよ」

 地元・宮城の復興もがれきの撤去まで進んだとのこと。
 「でも、復興庁はひどい!『不要金が1兆1千億円ある。国庫に返せ!』と言う。地元はのどから手が出るほど欲しいのに、縦割り行政でホッチキス止めした事業計画に合わないものにはお金がつかない。船・水揚げ所・作業所・冷凍庫は水産庁の事業でできるけど、船の修理用の造船所は国交省の事業計画には入っていないからダメ、と言われる。そのくせ、自衛隊の流された武器弾薬の補填や、北海道の道路、東京の役所の建物などには使われている。こんなことってありますか!」

 第三極もいいけれど、自分の所で反省・努力しない人がそちらに行ってもどうなのか違和感を覚えるという。
 「総裁選、しっかりやって、自民の再生をPRしますよ!」

 ヒマがあったらやりたいのはテニス。テニス振興議連の事務局長でインタ−ハイまで出た腕前だが「杉村太蔵クンがいなくなったので、相手がいなくて」とニッコリ。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:8月31日(金)23:00/9月1日(土)9:30/9月2日(日)0:30