今週の一筆
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06月08日の放送

自民党のためにではなく国民のための政治を真面目に訴えていく!

自民党 齋藤健 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは自民党政調会長補佐の齋藤健さん。消費税増税法案の修正協議に入ることがやっと決まったが、その行方は誰もわからない、と言う。

 「ひとえに民主党の中の意見がばらばらなんですよ。野田さんがやりたいと思っているのはわかるけど、輿石さんがそれを止めているのが見えるし、その中で修正協議を始めたとしてもうまくいくのかどうか・・・そもそも10%の消費税アップという請求書を突きつけられても、何に使うのかわからなければ出しようがない。年金・社会保障関連法案はこれから、と言うんでしょ。それじゃあ払えませんよ」

 自民党の中でも「上げ汐派」が反対しているが、と聞いたら、「リーマンショック以降、30兆も目減りしている。それを埋めるのはもちろんだが、消費税増税で景気が冷え込むのも確か。だからできない、ではなく、この二つを同時にやっていかないと。本来は社会保障改革・行革と同時に法人税減税も含んだ税制改革、という大きな枠組みでやるべきだった。しかし、今になってはそれを言うのは現実的でないことも確か。実は野党になってすぐ、社会保障政策の与野党協議機関を作れ、といった『財政健全化責任法案』を出しているんですよ。それを何度も否決しておいていまさら、という感じもしますけど、自民は今回も社会保障制度国民会議を提案して助け船を出しましたよ。ただ、本当にのってくるかどうか・・・」

 解散総選挙はいつになるかわからないが、自民党では目下選挙公約ともいえる「日本再起のための政策」を作成中で、このほど、そのたたき台が発表された。

 「天皇は元首で日本国民統合の象徴」「道州制」「復興の加速・国土強靱化」「自助・自立・共助」「地域の活性化」「憲法改正・集団的自衛権行使・国防軍」「政治・行革」と並ぶがそれぞれの解説と共に、こんなエピソードも話してくれた。

 「スカイツリーに登って、高さに感心しましたが、それと同時に見渡す限り建物、建物。緑がない。こんなところで直下型地震が起こったら、とぞっとしましたよ。国土強靱化基本法を出し時に、相変わらずのばら撒き、コンクリート重視と言われました。でも違うんですよ。災害に強い日本をつくらなければ、ということで出したというのをわかって欲しい。だいたい、大震災からの復興だって、自民が議員立法で復興庁設置、がれき処理、汚染処理、みんな出して、やっとそれに民主がのったんですから!」とおかんむり。

 自民党の支持率がもうひとつあがらないのは、「国民のために」というより、「自民党のために」「議員個人のために」政治をやっているように見えてしまっているからだという。そんな人ばかりじゃない、ということを見て欲しい、と言う。

 今、ヒマがあったら何をしたいですか? とたずねたら、即座に「とにかく寝たい!本を読みたい!」1年生議員として東奔西走の毎日だそうだ。
 「本当は南の島へ行ってボーッとしたいなあ。歴史の本を沢山持って!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:6月8日(金)23:00/6月9日(土)9:30/6月10日(日)0:30