今週の一筆
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02月24日の放送

並立制のゆがみをなおすために連用制導入を!

公明党 東順治 副代表

対談を終えて

 今回のゲストは公明党副代表の東順治さん。衆議院選挙制度改革に関する各党協議会の一員として汗をかいただけに区割り審勧告が期限の2月25日までに出ない「違法状態」になることについては、「大変重たく受け止めている。一日も早く結論を出すよう、すぐに協議会を開く」

 「なぜ連用制導入を提案? 一票の格差是正だけならすぐできるのでは?」と聞いたら、「いや、過去5回の衆院選をみて、今の制度は40%の得票率で70%の議席を獲得。だから何とかチルドレン、何とかガ−ルズが100人単位ででき、政治の劣化が起きている。しかも政権交代が自己目的化し、権力闘争に明け暮れている。世界が激しく動いている中、安定性のない政治でいいのか。だから、二大政党の山を少し低くし、第3党以下の岡を少し高くし、なだらかになるような制度にこの際、変えるべきだと我が党が問題提起し、協議会を開くことになった」。

 連用制とはどんな制度か丁寧に説明してくれたが、番組終了後に「でも少数政党が増えると、『決められない政治』がますますひどくなるのでは?」と聞いたら、「いや少数政党の生き残りといった党利党略ではない。私は原則、二大政党制でもいいと思っている。ただ今のような少数ではなく、きちんとした第3極ができれば、数あわせではなく政策の中味で連立を皆考えるようになる。逆に言えば、第3極の中味が問われるような制度にしたいんだ」という答えが返ってきた。

 問題は定数削減の部分。「80削減を主張しているのはマニフェストに明記した民主党だけ。それも『一体改革』にからめて大綱に明記し閣議決定までしてしまった。立法府無視だ。それから、解散先延ばしのためにできもしない80削減をセットに入れたという見方もあると聞くが、事実ならとんでもない話だ」と憤る。

 「でも、なるべく早く協議会を再開、冒頭に民主党に陳謝してもらって、まず制度変更の問題を議論。これは各党だいたいOKですから、次にはその制度にふさわしい定数削減の数を決めればいい。2〜3か月後よりもっと早くできると思うし、やらなくてはいけません」

 最後に橋下市長の大阪維新の会について聞いたら、「中央政治の閉塞状況見ると何とかしなくちゃ、と大阪市民は悲鳴を上げている。そこの突破口なのかな。ただ選挙も生き物、政治も生き物ですから、近畿では選挙協力、と書かれても軽々には言えません」

 時間があったらやってみたいことは画を描くこと!
「小さいときから画を描くのは好きだったけど絵心があるかどうかはわからない。ただ、描いているときには『没頭する、時が止まる』という感じになるのがいいんだろうなあ、やってみたいなと思うんですよ」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:2月24日(金)23:00/2月25日(土)9:30/2月26日(日)0:30