今週の一筆
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01月20日の放送

民主党のつまずきは国家戦略局を作れなかったこと!

民主党 江端貴子 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは小池百合子元環境相をやぶって、初当選した民主党の江端貴子さん。昨年暮れは、党税調事務局次長として「社会保障と税の一体改革」の素案作りに汗を流した一人なので、まずはその話題から。

 「社会保障費の増加の一方、このギリシャ等などの欧州危機をみても、消費税増税は避けて通れないんですよ。野田首相が暮れに覚悟をもって皆さんに説得にあたって、素案がやっとできました。ただ、その前に自分の身を削れという皆さんのご意見はとてもよくわかります。だから、一年生議員有志で『定数削減をまずやるべきだ』という提言を出しました。それに中小企業や商店への価格転嫁対策も必要ですから、法案を作る段階でしっかり詰めて欲しいと思っています」

 昨年秋にはもうひとつ提言を文科大臣に出したという。東日本大震災で国会議員として何ができるか一年生の女性議員が集まって現地にでかけ、いろいろ要望を聞いた上で「被災地の子どものケア・支援に関わる政策提言」を作り、江端さんは「福島の子どもの健康に関して」のチームリーダーとして放射能汚染から子ども達の健康を守るための具体的な提言をまとめたそうだ。

 江端さんは企業の経営コンサルタント出身なので「民主党はマネージメント能力に欠けているのでは?」と聞いたら、「地元でもよくそういわれます。予算の組み替えで財源を生み出し、ムダを省き、そのあと優先順位を決めて政策を遂行する、というのがマニフェストの根幹だったのに、それを担う国家戦略局をつくれなかった。これは大きいですね。それから、政権交代は企業のM&Aのようなもの。その時は社外のPRと同時に、企業内へのPRーつまりどういう目的でどういう方向に進み、その手段は何、ということを内外ともに広報しなければ、M&Aは成功しません。残念なことに、民主党政権はそれができていなかった」

 「火車」以来、宮部みゆきさんの大ファンという江端さんだが、大好きな推理小説を読む暇もない毎日だとか。

 「それに野球も見に行きたいし!私、高校時代、野球部のマネージャーだったんですよ。主人もリトルリーグから大学時代まで野球やってましたし・・・。ひいきのチーム? 強いところはイヤ!弱いチーム!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:1月20日(金)23:00/1月21日(土)9:30/1月22日(日)0:30