今週の一筆
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11月25日の放送

夢は 国境なきアジア!

民主党 藤末健三 参議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは、党経済連携PT−いわゆるTPPのPT事務局次長として23回、50時間にわたる議論をまとめた参院議員の藤末健三さん。慎重派の意見が多かった中、事務局の一員故に賛成討論ができなかったのがもどかしかったという。党の結論は「慎重に判断すべき」だったが、野田首相は「交渉参加に向けて関係国との協議に入る」とAPECの場で表明。

 この文言を巡っては、慎重派の山田元農水大臣が「僕たちの言うことを聞いてくれた」と評価する一方、海外では参加表明と受け取られ、国会では野田首相の二枚舌、とまで言われてしまった。しかし藤末さんは、「まずは、すでに入っている9か国との協議、ついで協定作り、最後に条約批准と順に各国と協議して行くのだから、この文言は正しい」と言う。

 「でも表明しておいてよかったですよ。カナダ・メキシコも手をあげましたし、そうなるとTPPはEUを抜いて巨大な経済圏になりますよ。そこの一員にならない手はない! それにその後、ASEAN+3(日・中・韓)がインド・豪州・ニュージーランドがさらに加わるASEAN+6になるかもしれないし、日・中・韓のFTAも動き始めたし、経済圏は大きく変わりますよ。私の夢は将来はアジアの国境をなくすことなんですよ!」

 藤末さんはロシアの動きにも注目する。「来年のAPECはロシアで開催されるし、WTOに加盟できる可能性が高くなってきました。シベリアを通っての流通や天然ガスなど、日本はもっともっと貿易国家にならなくては・・・」

 日本経済の立て直しの方策はいろいろあるけれども、その一つが小宮山前東大総長が提唱する「課題先進国」。少子高齢化、災害対応、放射能対応等々、様々な課題の解決方法を輸出すればいい、という。「ボクは野田首相の『ひとつひとつ乗り越えていく』というのが好きで、実際に野田首相はそれを実行していると思いますよ。自民党政権ならTPP参加なんてできなかった!」

 ボクシングのライセンスを持っている藤末さん。TPP問題が一応片付いて、またジム通いを再開したという。麹町にあるレパード玉熊さんのジムで一週間に一度、汗を流す。「1時間くらい練習戦をやるんですけれど、確実に1.5キロは痩せますね」とニコリ!

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:11月25日(金)23:00/11月26日(土)9:30/11月27日(日)0:30