今週の一筆
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10月07日の放送

円高?どの国も自国通貨安待望! その競争の巧みさで日本は負けている!

民主党 大塚耕平 参議院議員

対談を終えて

 ギリシャに端を発した欧州経済危機、アメリカでのデモ、日本経済の6重苦等々の中で、日本はあまりにも経済問題に無関心すぎるのでは、と今回は、日銀出身で亀井静香大臣の下、副大臣として金融庁や郵政改革を担当、また厚労副大臣として社会保障と税の問題を担当した大塚耕平参院議員をお呼びした。

 まずは欧州経済危機の解説。サブプライム問題・リーマンショックとは違い、一国の財政危機が発端とあって、その広がりと深刻さは大きいと指摘。

 「でも、そこは何百年も統廃合を繰り返してきた欧州。中央で欧州金融安定化基金を作るなど一応の仕組みは作りましたよ。今はマーケットがそれを待てるかどうかの話。下手するとクラッシュが起こりますからね。でも、頭の体操ですが、日本も大震災直後に日銀が5兆円くらい出して基金を作っていれば、復興財源云々なんて議論は無かったですよね。いったんは円安になっても、『素早い対応だ!』と日本が買われたかもしれませんね」

 「アメリカも双子の赤字がますますふくらみ、雇用不安定と格差が広がっている。だからあんなデモが起こる。日本? これも相当覚悟を持ってやらなきゃ。本来は脆弱な経済基盤や大震災で円安に振れるはずが、逆に円高に。一つはデフレが原因。もう一つはどの国も自国の通貨安を望み、その方向に持っていっているのに、日本はその競争力の巧みさにおいて負けている」

 政策には常にプラス面とマイナス面があると言う。「TPPもプラスはよその市場を自分の市場にできること。逆にマイナスは市場をとられること。いいとこ取りはできないから、どこかの時点で、『やります』と決めて、マイナスを減らす『巧み』の技を発揮すべき!」

 今やりたいことは? と聞いたら、「お遍路!それも通し打ち(一度に八十八カ所回る)」と即答。自身、毎月「弘法さんかわら版」を出しているくらいで、これは大法輪閣から本にもなっている。「帯は鳩山さんと菅さんなんですよ」とニヤリ。で、「将来は出家したい!」。本気だそうだ。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:10月7日(金)23:00/10月8日(土)9:30/10月9日(日)0:30