今週の一筆
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08月05日の放送

リ−ダ−の条件は信念と人格!

民主党 藤井裕久 総理大臣補佐官

対談を終えて

 今回のゲストは総理大臣補佐官の藤井裕久さん。大蔵大臣・財務大臣を歴任された方なので、早速、円高問題やその背景についてうかがった。「ずっと以前から米は経済的メタボでドルは基軸通貨ではなくなっていたんですよ。それに大統領選を控えての対立。米の景気悪化で円が否応なしにシェルタ−通貨になり、円高になる。なんといっても個人資産が1300兆円あるし、国債だって国内で持っている。ギリシャとの違いはそこのところ!当分この状態が続くでしょうから、輸出がたいへんだ、たいへんだ、と言うだけでなく、逆に海外のものを買うとか、雇用問題を手当しつつ、企業の海外展開をするとか、もっと前向きの方向でこれをとらえたほうがいいのでは?」

 増税で日本の景気は大丈夫か聞いたら「復興財源は期間限定の国債で、その担保は基幹税で。また永続的な社会保障の財源は消費税で、と決めてある。そこをちゃんとわかってもらえば大丈夫!」

 それにしても菅首相が退陣しないと今の政治は閉塞状況が続くのでは、とうかがったら「菅さんは、やり方や手続きに問題はあったかもしれないけれど、方向は間違ってなかった。だから辞める大儀がないとも言えるんです。ただ、このような状況ですから、辞めた方がいい、と言いに行きましたよ。これからの方向を示した「辞任の弁」をきちんと出して辞めろと…吉田さんも佐藤さんも追われるように辞任して、辞任の弁を出していないんですよ。菅さんは辞めますよ」

 「リ−ダ−の条件は信念と人格、叱りつけるのではなく廻りを信服させられること」と先日民主党内の勉強会で講演したら、菅さんへの批判と新聞に書かれたそうだが、「いや、これは民主党の、いや野党の議員にも言えることで、菅さん批判ではないんです。それと、きちんと歴史を勉強して欲しい!」

 相変わらずの読書家で最近読んで面白かったのは安田財閥の安田善次郎の伝記、加藤陽子氏の「それでも日本人は戦争を選んだ」そして増田弘氏の「石橋湛山」。藤井さんに若手育成をお願いしたい、とつくづく思う30分だった」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:7月29日(金)23:00/7月30日(土)9:30/7月31日(日)0:30