今週の一筆
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07月29日の放送

言い続けてきた「脱原発」 今こそ実現へ!

社民党 福島みずほ 党首

対談を終えて

 今回のゲストは、社民党党首の福島みずほさん。元消費者庁・食品安全担当大臣だっただけに、広がる牛肉汚染が気になると言う。
 「放射能汚染に関して、政府はもっと具体的な数字を明らかにして、その上できちんとした指針を出して欲しい」

 福島県にも何度も入っているそうだが、特に将来を担う子どもたちの被曝が心配だと言う。
 「期限を示して、一時的疎開をするのも一案だと思う。心のケアを十分にして。お母さんたちと一緒でもいいし……」

 「脱原発」を言い続けてきただけに、今回の菅首相の「脱原発」発言にはいち早く賛意を表明。
 「社民党がこれまで言ってきたエネルギー政策を取り入れてくれましたよ! その中で、例えばプルトニウム利用計画の中止だとか、発送電を分離して自然エネルギーを流通させやすくするとか、原発の発電コスト見直しとか、今日出る予定の、民主党のエネルギー・環境計画の中間報告の中には社民党の考え方がずいぶん入ってますよ!」

 でも、あくまでも「脱原発」か「脱原発依存」で「減原発」ではないとのこと。
 「これ以上原発は作らない。寿命の来た原発は廃炉。再稼働はなし。それが『脱原発』。『減原発』では原発が残る余地があります!」

 放射能をまき散らすだけの原発輸出なんてとんでもない、とも。
 「開発途上国のエネルギー不足や技術保持は分かりますけど、今こそ日本の技術力で自然エネルギー発電を輸出すべきなんです!」

 菅首相の会見はオバマ首相の核廃絶演説と同じようなもので、方向を示しただけでいい、と言う。とは言え、菅政権支持ではないとも。

 「他の点では不十分な所が沢山あるから! でも怖いのは菅さんに代わった首相が『脱原発』を反故にしてしまうこと。今名前の出ている人たちは、馬淵さんを除いて原発をそのまま、という気がしてならないから」

 「時間があったら外国の海辺に行ってボーッとしていたい! でも今はとても無理だけど……」

 先日、社会主義インターの大会でギリシアのアテネに行ったそうだが、そこでも会議で忙しくて、そんなゆとりはなかった由。
 「でもね、経済危機と言われているけど、皆さん、明るくってとっても楽しそうだったわよ!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:7月29日(金)23:00/7月30日(土)9:30/7月31日(日)0:30