今週の一筆
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07月15日の放送

ストレステストではなく まず原発安全基準の見直しを!

民主党 馬淵澄夫 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは前国交大臣で原発事故対応の補佐官をお辞めになったばかりの馬淵澄夫さん。

 13日の「脱原発」首相会見については、「私はもともと『脱原発依存』を言ってきましたから、方向性は全く正しいと思いますよ。ただ、いつまでに何をやるのか、全く見えてこない。だいたい、ストレステストを急に持ち出したのもわからない。ストレステストは安全評価ではないから、これで原発再稼働を云々するのはおかしい。一番先にやるべきなのは、原発の安全基準の見直し! 政府の統一見解だって、まず、『原発は安全性の確認が行われている』からはじまっている。おかしいでしょう、これは! 今回、見直しをしたのは防潮堤と多重化の二点だけ。でも実際には地震で壊れた部分も沢山ある。IAEAに報告に行く前にまず国民に説明すべきだったし、IAEAの指摘を踏まえて大至急、暫定でもいいから、基準の見直しをして、それでOKなら再稼働をする、という順番でいくべきだ」

 補佐官として3か月、とにかく陸・海・空と放射性物質を外に出さないことに腐心したという。

 「陸は粉塵処理。飛沫がとばないように固める処理をした。空は蒸気が漏れないように巨大な上屋を作った。残るは汚染水・滞留水の処理。これが一番大変で、試行錯誤の結果、やっと深さ30メートルの遮水壁を地中に埋めることにしたが、そこまでで辞任。これは後の人にきちんとやって欲しい」

 ともあれ、国策として原子力政策をやってきたのだから「国責民営」。国も責任を明らかにして、被災者に一日も早く賠償をして欲しいとのこと。

 菅首相はなかなか辞職しそうもないが? と聞くと「あの代議士会での発言は、私は辞職すると取っている。この会期末までには何らかの態度表明をなさるのではないか」。代表選に出られるとしたらその公約は? と聞いたら、「復興、原発事故収束、エネルギ−政策=経済政策の見直し、増税反対」とすぐさま答えが返ってきた。

 暇ができたらやりたいことはサーフィン! 中学時代からの趣味で、今は大磯で「年金世代?」のサーファーと楽しんでいるとか。「普段、ボデイビルなど重力にあらがうトレーニングをやっているので、波にまかせて自然との調和を感じるのが最高!自分の中でのバランスなのかなあ!」とにっこり。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:7月15日(金)23:00/7月16日(土)9:30/7月17日(日)0:30