今週の一筆
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04月01日の放送

ワクチンは個人を守るだけではなく、集団を守る。

民主党 仁木博文 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは、産婦人科医でもある民主党の仁木博文さん。大震災発生直後から同郷・徳島の先輩、仙谷現官房副長官に言われて被災者に対する医療対応に取り組んできた。学生時代、阪神淡路大震災2日後に現地入りしてボランティアで活動した体験からみても今回は規模が大違い。加えて福島原発問題もあり、医療面での充実がより求められていると言う。

 「医療行為をしようにもガソリンがない、医薬品がない、地域医療に携わってきた医師がいない。でも阪神淡路の反省からできあがった災害派遣医療チームが全国から集まって大活躍している。それに東北地方は医局制度がなくなって医師不足が甚だしかった地域だったが、今回、政府・医療機関・大学のトップが集まって、これを機会に協力を再開し始めているんですよ」

 そして、避難所ではトイレなどのインフラ整備などを急ぎ、手を洗うことなどを徹底して、感染症(風邪やインフルエンザ・肺炎・ノロウイルス等)を防ぐことが大切だという。「避難所で容態が悪化するなどの二次被害だけは防がなければ」と力説。「それにしても医療を中心に共通番号制度を作らねば、とつくづく思いましたよ」とも。

 仁木さんが政治へ足を踏み入れた動機は、一人の患者だけでなく、もっと沢山の患者を救えたら、ということ。その一つがワクチンの普及。子宮頸がんワクチンの全額助成も当時の長妻大臣に頼んで成立させた。

 「ワクチンは個人を守るだけでなく、感染伝播を防ぎ、集団を守るんですよ。それに、患者さんが少なくなれば、お医者さんはほかの患者さんを見ることができますからね」

 阪神淡路大震災で、オーストラリアから来た友人のスコット・ネスさんを失ったという。
 「初めてケンカした外国人でもあったし、おばあちゃん子で、日本人と同じだあ!と思ったりもしましたよ。今回改めて彼のことを思い出しました・・・」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:4月1日(金)23:00/4月2日(土)9:30/4月3日(日)0:30