今週の一筆
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02月25日の放送

予算案通らなかったら国債暴落が心配

民主党 柿沼正明 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは民主党の柿沼正明さん。日本興業銀行出身、石油も担当していたということで、今回のリビアショック・原油高の影響をまずうかがった。

 「日本は今、円高だからまだいいが、これで回復基調の世界経済、特にアメリカ・中国が悪くなってくると影響が出てくる。その上、予算案が通らないとなると、即、日本国債の暴落になりかねない。だから対応を協議し始めている」と日本経済を心配する。

 「じゃあ、民主党内でゴタゴタやっているときではないのでは?」と聞くと「その通り。政策を議論して、予算案を大幅修正してでも成立させるべきなのに、民主党内は小沢派が政局にしている。また、野党も、もう一歩で菅さんを退陣させられる、または解散に追い込めるとみて政策なんて議論しない。国民の為を思ったら、そんな暇はないのに」と嘆く。「マニフェスト反対を共に言っているが?」「根本方針は違うのもあるが、替えられる点は謝ってでも修正して、予算案の成立をはかるべき。でもその前に民主党自体がひとつにならないと野党ものってこない。それを見越して小沢派はマニフェストを守れ、と政局にしている」と憤る。

 TPPも推進すべき立場。地元・群馬県では大丈夫か聞いたら「説明不足を反省してます。TPPは何も産業か農業かの二項対立ではなくて、農業も産業も元気にしようということなんですよ。それに一切関税を撤廃する、なんてことはなく、例外もあるし、第一この協定ができあがるのは10年先、15年先ですよ。それまでに日本に有利なようにルールを作れるかの勝負ですから、今入っておかなければならない。そしてダメなら抜けることも自由なんですから。そしてこの間にEPAやFTAも結べるし・・・」

 最後に社会保障と税の抜本改革については「大事なこと。それだけに、議員定数削減や歳費引き下げ、公務員人件費カットなど、まず自分達の身を切ってからでないと。『無信不立』です、政治が信頼されなければ、誰も消費税上げなんて賛成してくれませんよ」ときっぱり。

 家に帰ると中3、小6の二人のお嬢さんのパパの柿沼さん。アウトドア派だけに、昔は一緒に川で魚やカエルを手づかみでとったり、山歩きをしたりしたそうだが、「今は忙しくなって。でも、普段家にいないから、逆に『パパっこ』で、近くの公園や山に、まだつきあってくれるんですよ」とにっこり。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:2月25日(金)23:00/2月26日(土)9:30/2月27日(日)0:30