今週の一筆
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01月14日の放送

改造で主張を実行? でも遅すぎでは!

ジャーナリスト・嶌信彦 氏、与良正男 毎日新聞論説副委員長

対談を終えて

 新年最初の「国会トーク・フロントライン」は恒例の「今年の政治・経済を占う」。ジャーナリスト・嶌信彦さん、毎日新聞論説副委員長の与良正男さんに今回も分析してもらった。

 内閣改造当日とあって新聞の一面はどこも「予想の顔ぶれ」、しかもほとんどの閣僚が内定状態。それを踏まえての分析だったが、与良さんは「菅さんが初めて自分のやりたいことのための布陣にした」という点では評価したものの、「国会対応のために問責閣僚を代えたというのは衆参の関係で問題を残す。それに与謝野さんの入閣。消費税・社会保障問題で必要なのはわかるが、昨日までほかの党にいた人が離党して今日入閣、いかがなものか」。

 嶌さんは「菅流は万事遅すぎ、先送り!いまさら、消費税、財政再建、TPPと言ったって、党内がもめた後に出してきて、実現性を国民が信用するだろうか?」と厳しい評価。

 通常国会、統一地方選等々、菅政権には難問が待ち構えているが、与良さんは「注目点は、小沢・反小沢の対立が、政治とカネの問題から政策論争に変質してきたこと。▽マニフェストを修正するか否か▽TPPへの対応等々、これは野党も巻き込んでの政策論争に舞台が移る可能性がある。去年の臨時国会のむなしさをみると、政策論争の方向に進んで欲しい」。

 嶌さんは「これだけ党内対立が明らかなのだから、民主党はもう割れればいい。もちろん自民党も。財政再建・年金、安保防衛、TPPなどを中心に再編するいい機会だ」。

 お二方は、口を揃えて政治離れが心配だと言う。世論調査でも民主・自民の政党支持率を足しても支持なし層に及ばない。タイガーマスク運動も政治に期待できないから、世の中の為にささやかでも自分が動かなくては、という考えの表れだとも。「それを菅首相が感じてくれなければダメ」というのが一致した意見だった。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:1月14日(金)23:00/1月15日(土)9:30/1月16日(日)0:30