今週の一筆
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12月24日の放送

いいこともやってきたのに・・・民主党は覚悟と目的と段取りがない!

民主党 木内孝胤 衆議院議員

対談を終えて

 今年最後のゲストは、1年生ながら外務委員会や財政金融委員会で活躍している民主党の木内孝胤さん。昨今、支持者にお叱りを受けることしきりだそうだが、それでも、税制改正や予算など、細かく1つ1つ見てみると、今まで最終的にはインナーで決められていたことがオープンな議論でできたし、法人税引き下げ等、第一歩を踏み出したものもあるなど、できたことは沢山あるという。日銀の量的緩和やリスクのある資産への投資等も、不十分とはいえ大きな転換の始まりだった、とのこと。

 「でも、有権者の皆さんの気持ちとボクも同じですよ。普天間、消費税、TPP・・ぶち上げるだけで、すぐに引っ込める。そこに至る段取りを何も詰めずに突っ走ってしまっているから、あわててトーンダウンすることになる。TPPだって農業問題と言われているが、実は金融の開国というのも大問題。進めるべきだとは思っていますけど、時間をかけて、それに向かってどう準備するかを考えてからやらないと大変なことになる!」

 「予算だって、優先順位を決めるにはよっぽど哲学がしっかりしていないと。証券税制と介護、口蹄疫と都市農業、どう比較しますか? そこで総理が『これは俺がやる』と言わなければ! 自分も腹立たしいけど、有権者はもっとですよ」。民主党は初心に返って、まずムダを「雑巾がカラカラになるようにまで」省くことから始めなければ、とも。

 「特殊法人にはまだまだムダがあるし、約束した政治家の定数削減や公務員の定数削減から始めなければ。自分の身を削ってからではないと、消費税なんて言い出すべきではない!」

 最後に小沢さんの国会招致問題を聞いたら、「予算、税制改正、いろいろやらなければならないこの時期に内部のゴタゴタとは! 司法手続きに入っているから、と言う小沢さんの言い分はわかりますよ。だから、執行部に逆に『なぜ今の時期なのか? 支持率アップのためとしか見えない』と言いたいですよ。ただ小沢さんもニコニコ動画なんて出ないで国会で言えばいいのに、とも思いますよね」

 「今、したいことは?」と伺ったら、「中学1年生の娘と話がしたい!」と即答。忙しいのでなかなか会えず、たまに帰って誘っても、「いないから嫌い!」と言われてしまうとか。「一緒にいるだけで楽しいんだけど、向こうは『それが嫌!』って言うんですよね」とちょっぴり寂しそうだった。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:12月24日(金)23:00/12月25日(土)9:30/12月26日(日)0:30