今週の一筆
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12月10日の放送

武器輸出禁止三原則見直しは死の商人への道ではない!

民主党 吉良州司 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは前外務大臣政務官で現在、衆院外務委員会理事も務める民主党の吉良州司さん。結局は仙谷官房長官・馬淵国交相の問責決議可決で政局話になってしまった尖閣諸島問題だが、この問題について建白書を出しただけに、「日本の安保環境が大きく変化している今こそ、自分達自身で外交がどうあるべきか考えるべきだ」という。

 「鳩山前首相の『勉強して抑止力の重要性がよくわかった』とおっしゃったのが批判されているが、鳩山さんはそもそも憲法私案を出したほどの人。防衛力についてはよくわかっているはず。それが現実に向き合って、やはり最後は折れなければならなかった。やはり野党の時とは違う。今度の防衛計画大綱の見直しについても、現実を踏まえて、若手も含めて自由な議論をした」

 武器輸出禁止三原則見直しが問題になっているが? と質問したら、「元々は、共産諸国、国連決議により武器の輸出が禁止されている国、国際紛争当事国、または、そのおそれのある国への武器輸出は認めないというもの。三木さんがそれを、三原則対象地域以外への武器輸出も慎む、武器製造関連設備の輸出も武器に準ずるとの方針に変えた。それを元に戻そうというもの。日本は平和憲法があるから、死の商人にはならない。今やアメリカですら共同開発しないとコスト的に無理な時代になっている。それに、共同で開発することによって連携も深まるし、一方では基準作りも出来る。そこをよくわかって欲しい」

 TPP参加についての吉良さんのひとことは、「TPPに手を上げてルール作りに参加しないと日本はダメになる。しかし、TPPと農業の強化は同時並行でないと絶対成功しない」

 目下、皆が固唾を飲んで見守っている小沢さんの国会招致問題については、「支持率を上げようと思ってやると、かえって支持率は下がる。国家のため何をやるべきか見せることが支持率を上げる」とばっさり。

 「冒険旅行をまたしたいのだけど、とてもとても」。時間があったら行きたいところは? と尋ねたら「天山山脈に行きたい!」。なぜかと聞いたら、「本当に迷ったときはいつも、自分が遊牧民族だったらどう行動するか、と考えるんですよ。自然に抱かれて生きている人たち、裸の人間としてはどう考えるだろうかって。その原点の雪と水の場所じゃないですか!」という答えが返ってきた。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:12月10日(金)23:00/12月11日(土)9:30/12月12日(日)0:30