今週の一筆
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12月03日の放送

常に現場から質問を! 尖閣問題、船長を逮捕した海上保安官にも話を聞いてきました

自民党 森まさこ 参議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは今国会で舌鋒鋭く与党を追求した参院議員の森まさこさん。弁護士だけに、論理的な追及には同じ弁護士の仙谷官房長官もたじたじ。本会議での問責決議案の趣旨説明にも立ち、影の総理と言われるほどこの政権を仕切っている仙谷官房長官のやり方をバッサリ。

 「本来は日本の外交はどうあるべきか、領土問題をどう考えるか、これを機会にきっちりと議論をしたかったのだが、それ以前に、政府の対応がお粗末過ぎ!仙谷官房長官は法律用語を使ってのめくらましで長々と答弁するけれど、誤った引用はあるは、謝罪はしないは、で、結局何も答えていないことがしばしば。それに暴言!国会を何と考えているのか、問責決議案を出さざるを得なかった」

 質問をしたり質問趣意書を出す前には、なるべく現場に行って事実関係を調べてくるという森さん。尖閣諸島問題でも石垣島に視察に飛び、実際に船長を逮捕した海上保安官や那覇地検検事の話を聞いてきたそうだ。

 「百隻もの漁船が、領海線を出たり入ったりして海保を挑発したあげくに衝突。地検発表では『船長の行動には計画性がなかった』とあるけれど、実際は衝突した後領海の外に逃げようともせず、逮捕するまで2時間も逃げ回っていたんですよ!」

 法務委員会理事の森さん、柳田前法相の国会軽視にも唖然としたが、検察庁の証拠改ざん事件についても内閣の対応はなっていない、と言う。「最高検でも法務省でも検証のための第三者委員会を作ったが、身内のことを身内が検証でいいのか。それで、国会に小委員会を作ってチェックしようということになったが、『理事はダメ』とか言って私をはずそうとしている。追及されるのが怖いのでは」と憤懣やるかたない様子。

 国会では厳しい森さんも、家に帰れば小学校3年生と6年生の2人のお嬢さんのやさしいお母さん。目下の楽しみは編み物を教えること。「かぎ針編みでピンクと白の携帯ケ−スを一緒に作ったばかりで、2人ともランドセルにつけて学校に通っているのよ」とにっこり。ちなみに「今日の一筆」の「只管」というのは仏教用語で「ひたすら」という意味で「森さんにふさわしい言葉だよ」と教えられて、よく揮毫に書いているそうだ。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:12月3日(金)23:00/12月4日(土)9:30/12月5日(日)0:30