今週の一筆
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11月19日の放送

外交は結果を見据えてやれ!

民主党 大野元裕 参議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは民主党の大野元裕参院議員。当選してわずか4か月だが、中東問題など外交に明るいのを買われて、事業仕分けや防衛計画大綱の見直しなどで活躍中。

 事業仕分けでは外務・法務省等の事業を担当したが、それにしても、事業仕分けの意味が官僚も政治家もわかっていない、と憤る。

 「この膨大な借金国で何を優先させるか、いかに効率的に事業を運営するかを国民の目の前で明らかにするのがこの事業仕分けの意味。なのに、例えばJICA、目的は正しいのだが、やっていることを見ると、現場は安い給料で一生懸命支援をしているのに上はデスクの前で高い給料をもらっている。『なぜ、現場にそれを回せないのだ』と指摘しても、看板を付け替えただけで同じやり方の事業をまた出してくる。それから、縦割り行政でのダブりもひどい。そもそも政治家になったのは、『縦割り行政では国家戦略が立てられない。政治家ならそれができる』と思ったから。それなのに、政務3役が批判する側に回るとは!」

 尖閣諸島問題に端を発した菅政権の外交姿勢をどう考えるか聞いたら、「冷戦時代が終わり、経済的にもアメリカや日本が沈下、一方、中国をはじめとする新興国が強力になってきたという、日本を取り巻く環境が変わったという認識をきちんと持って外交をするべき。外交は結果が一番大事。威勢のいいことを言ってそれで終わり、では成り立たない。だから、山場を迎えている『防衛計画大綱』の見直しも防衛省に任せていてはダメ。外交や経済の面からも考えねば」と力説する。

注目されている「武器輸出3原則」の見直しも「イデオロギーからのみでなく、『武器とは何か?』、『武器輸出の範囲は?』等、改めて考えることによって、新たなルールを作ることが大切。今はそれがないから武器に使われる技術や製品が平気で輸出されてしまっている」

 「今、一番何をしたい?」とうかがったところ、「ただ歩くだけでもいいから身体を動かしたい!美味しいモノが食べたい!今はおにぎりが一番の主食なんですよ!」と苦笑い。ちなみに大野さんに「今週の一筆」は、アラビア語で「平和」。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:11月19日(金)23:00/11月20日(土)9:30/11月21日(日)0:30