今週の一筆
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10月29日の放送

経済でも外交でも戦略を立てて動かなくてはダメ! 菅政権にはそれが欠けている!

自民党 佐藤ゆかり 参議院議員

対談を終えて

 円高問題・TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)問題等々ある中で、今回は自民党シャドウキャビネットの経済財政金融担当副大臣の佐藤ゆかりさんに来ていただいた。

 「韓国慶州で開かれたG20財務大臣・中央銀行総裁会議に出発する前に野田財務大臣に参議院財政金融委員会で『平成のプラザ合意にしてください、戦略をもってG20で発言してください』とただしたのに、米韓の『財政赤字・黒字幅をGDP比4%に抑える、という数値目標を入れる』という突然の提案に翻弄され、結局日本は蚊帳の外だと言うことがまた明らかになってしまった」と憤る。

 「ただ、ゆるやかな上昇なら円高は必ずしも悪くない」という佐藤さん。「まもなく『強い円・強い日本経済』という本を出しますけど、輸出に悩む中小企業への手当は別途考えればいいのであって、たとえば円高なら輸入還元で値段が安くなり、高齢者などはそのお金を旅行関連などで使えば経済が動くし、技術移転もストップできるし、企業だって東芝が70円台でも耐えうるような企業体質の変換をはかると宣言したように、強い通貨を作り出すことによってできることは沢山ある。ただそれにはこの方向に行く、という戦略がなくてはダメ」

 「話題のTPPにしても、急に出てきた話で、試算が各省庁からバラバラに出てくるのでよくわかるように、そもそもTPPがなぜ出てきたか、実態はどういうものかが何も説明されていないのに、突然参加したい、というからおかしくなる。これもアメリカに振り回されているだけで、日本としてどうしたいのか戦略が無い!民主党政権にはそれを考える人がいない」

 佐藤さんの今やりたいことは、中国の引き起こしている世界的な金融・経済・安全保障上の問題を見るにつけ「食糧安保基本法」「水資源安保基本法」を一日も早く作ること。

 それに「ひたすら運動したい!冬山に行きたい!スキーをしたい!政治家になってからピタッと辞めざるを得なかったから! でも野党になって質問する時間も増えて、こちらは無理そうですね」とにっこり。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:10月29日(金)23:00/10月30日(土)9:30/10月31日(日)0:30