今週の一筆
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09月17日の放送

自民と中連立あり得る。ただし解散してマニフェスト修正してから!

自民党  後藤田正純 衆議院議員

対談を終えて

 今週のゲストは自民党の後藤田正純さん。菅内閣の組閣当日とあって、まずは民主党をどうみる、と言う話から。「菅さんになってよかったですよ」「なぜ?」「解散が近くなるから」「なぜ?」「だって、菅さんはマニフェストの大幅修正をするんでしょう? それは国民に対する約束違反ですよ。だから新しいマニフェストをひっさげて、まずは国民に信を問わなきゃ」・・・なるほど。しかし、後藤田さんの言葉が続く。「その後は自民と大連立、いや中連立ですよ。菅さんの政策は自民党と全く同じ。だから、十分組めるし、それが嫌な人は出て行けばいい。やっと政界再編ですよ」

 とはいえ、叔父が後藤田正晴さんだけに、民主党には批判的。「地域主権なんておかしい。主権は国家・国民にあるんですよ。社会保障、教育などを地方に任せたら格差が広がってしまう。行革・政治改革・外交安保、政治のテ−マはずっとこれだった。だから今度こそ政治家は覚悟をもってやらねば。その覚悟が民主党にあるのか」

 与謝野大臣の下で政務官として金融・経済財政の課題に大ナタを振るった経験から、「今回の円売り単独介入については?」と聞いたら、「単独介入は当然だが、でも82円でもいい、という示唆を官房長官が言ったのはとんでもない。ファンドに自由に投機をやらせてしまう。それだけ今の内閣は経済問題に素人だということだ」と憤懣やるかたない様子。「叔父なんかよく口先介入しましたよ。政治はああいうふうにやらなきゃ」

 今は、昔の政治家の著書を読み直しているとのこと。後藤田正晴さん関連はもちろん、中曽根さんの本などを読むと、今の政治家と昔の政治家のレベルの違いをあらためて感じると言う。

 「御厨さん(TBS時事放談キャスター・東大教授)による叔父の聞き書きなんて読むと、こんなことも聞いておきたかったな、とつくづく思う。あまりに近くにいたので、ついつい聞きそびれたことが多くて残念。ひとつ大きく覚えているのは、『今の政治家は辞めないでことを済まそうとする。覚悟を持ってことにあたらねば』『権力は抑制的に使え』のふたつ。今の民主党をみているとこれが全く欠けている!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:9月17日(金)23:00/9月18日(土)9:30/9月19日(日)0:30