今週の一筆
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03月12日の放送

政策論議の場がないのは民主党じゃない!

民主党 安住淳 衆議院議員

対談を終えて

 密約問題・普天間基地移設問題等、安全保障問題がクロ−ズアップされているということで、今回のゲストは衆院安全保障委員長の安住淳さん。とはいえ、まずは安住さん達の要求で民主党内にやっと立ち上がった「議員政策研究会」についてうかがった。鳩山代表と小沢幹事長二人の相談で組閣早々、民主党の中から政策調査会が消えた。「政策を政府に一元化」を目指すのなら、党内に政調会はいらない、全部政府で政策議論をやればいい、ということだったようだが、その弊害は如実に表れている、と安住さんは指摘する。

「政府に入っていない人達だっていい政策を沢山持っているし、それを議論で磨いていかないと国会質問の質も落ちる。これまでの政策の積み重ねも政調廃止で断ち切られている。それに、たとえば子ども手当法案の修正案を公明党が持ってきても政調会がないから受け皿がない。結局中身ではなく、選挙目当ての国対の判断だけで修正案が決まってしまった。そんなことでいいのか!」と憤る。政調会復活を目指して運動したが、幹事長室からの発言もあり、結局「議員政策研究会」を作って議員の政策の発言の場にすることになった。が、「作ったって、議員の提案を政府の法案に反映させる仕組みができなかったので、効果はないですよ。これでは言い放しの場にしか過ぎない。とにかく全部が幹事長室で処理される体制はおかしい。選挙と政策は壁を造るべきで、そうでないと利益誘導といわれても仕方がない」と憤懣やるかたない様子。

 一方、組閣直後に岡田外相が指示した「密約問題」調査の結果発表には「これこそ政権交代がなければできなかったこと。歴史の評価に耐えうる仕事ですよ」。冷戦が終わった後にはきちんと表にこの問題を出すべき責任が自民党にはあったと言明。その上で核抑止力問題でも非核3原則は貫けるという。「それよりも普天間基地移設問題の方が心配。来週、沖縄に行ってきますよ」

 目下、はまっているのは小学校5年生の息子さんとの将棋。教えるつもりで毎晩のように対局しているが、息子さんは大好きな野球をやめて本を買ってまで熱中し始めたので、1年もしたら追い抜かれそう、とのこと。「将棋のどこが面白いんですか」と聞いたら「相手を攻め落とすところ!」とにやり。いかにも安住さんらしい答えだった。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:3月12日(金)23:00/3月13日(土)9:30/3月14日(日)0:30