今週の一筆
【画像】
【画像】

12月11日の放送

普天間問題、有事の時用に滑走路だけ残し部隊は嘉手納に移転しては?

みんなの党 浅尾慶一郎 政調会長

対談を終えて

  混迷する普天間移設問題、明るいきざしの見えない日本の経済・・・ということで、今回はみんなの党・政調会長の浅尾慶一郎さんをお招きした。

  民主党時代は党の安全保障政策をまとめたエキスパートとあって歯切れがいい。「普天間問題での民主党の間違いは、最初に『選挙ではいろいろ言ったが、外交は相手のあること。日米関係を深めるためにも、結論を出すまで、交渉の経過を秘密にさせて欲しい』と言って交渉に入るべきだった。それをしないで各人がばらばらなことを言うから、ことを紛糾させてしまった」「それにこの地域の安定、日米関係をどう考えるか等という大きな視点がない上に、対案等のカードも持たないでやみくもに交渉しているから混迷する」。

  「アメリカは日本政府にあきれている。この地域の安定のためにはもう日本は必要ない、中国と直接交渉すればいいだけだ、と思い始めている」等々、指摘する一方で「でも、岡田さんの嘉手納案はストレート過ぎるが、たとえば、『有事の時のために必ずもう一つ基地が必要』とアメリカが言うのなら、『それなら、海兵隊は嘉手納に統合して、有事の時のために普天間の滑走路は残しておく』というカードもあるのでは? 跡地利用もまだ決まっていないのだし、普段は部隊がいなくなるのだから危険は除去できるし」とも。

  参院で財政金融委員長もつとめた浅尾さん。今の経済状況を憂いながらも、成長戦略はいくつも考えられると言う。「人口減の日本だから、内需のみでの成長は無理。外需をもっときちんと考えねば。たとえば地下鉄の運行の正確さは世界一。これを混雑する都市に売り込めば、CO2の25%削減にも役立つ」

  最後に古巣の民主党へちくりと一言。「天下り、官房機密費、官僚の人件費削減等々、これまでマニフェストで主張してきたことを、ことごとく裏切ってきた。政治家は言葉が第一だ!」

  目下はまっているのはオバマ大統領が使って有名になった「ツイッター」。実際にやって見せてくれたが、今、浅尾さんの周りには8188人の仲間がいるという。もはや「つぶやき」を超えて「意見」として引用や賛同されることも多く、「ゆくゆくは米議員ともこれを通して日米を超えて討論したいんですよね」と意欲満々だった。

【画像】

川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:12月11日(金)23:00/12月12日(土)9:30/12月13日(日)0:30