今週の一筆
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12月04日の放送

普天間基地移設−長引くほどまた地元の家族が引き裂かれる!

自民党 佐藤正久 参議院議員

対談を終えて

  オバマ大統領がアフガニスタンへの3万人増派を決定、日本では普天間基地移設問題が年を越しそうだということで、今回はイラク復興支援の「ヒゲの隊長」、自民党参議院議員の佐藤正久さんに話をうかがった。

  まず、普天間問題だが、先日、移転先まで行って反対の座り込みをしている家族にも会ってきた由。そしてある老人の「今まで最大の楽しみは孫達にお小遣いをやることだったのに、来年の名護市長選で移転の是非を問われると、また、家族が賛成・反対に引き裂かれ、それができなくなるのが一番悲しい」という言葉に「国がきちんと決めるべき問題を地方選挙で踏み絵を踏ませるようなことをやらせてはいけないのに」と強く思ったという。「年を越せば、もう名護移設はできないだろう。関空・佐賀などは論外だし、危険な普天間基地は(アメリカは動きたくないのだから)当分そのまま存続するのでは、という見方を話してくれた。

  「それにしても民主党は内向き過ぎ。世界が日本をどう見ているか、この問題での定まらない対応が日米関係にどんなに悪影響を与えているか、もっと考えて欲しい。政権交代はいいけれど、どの国も安保・外交に関しては継続しているし、与野党一緒に議論をしている」と心配顔。

  先日現地を視察してきただけに、鳩山政権がオバマ大統領訪日を前にして急遽決めたアフガニスタンへの支援に関しても厳しい見方を展開。「治安が大変悪くなっているのに本当に50億ドル(4500億円)もの支援額に実効性があるのかどうか。来年3月までに800億円の支援を約束しているが、あと4ヶ月しかないのに、どこへどう配るのか、プランがまだできてもいない。その上、この普天間問題での政府の対応で、すでに北澤防衛大臣が認めているように戦費負担として追加支援をさらに要求されるだろう。予算が足りない、という中、それでいいのか」と佐藤さん。

  来週にはまた安全保障問題でアメリカに飛ぶそうだが、その佐藤さんのつかの間の楽しみは「散歩」。自宅近くのさいたま市大宮の鴨川付近がお気に入りの散歩道だが「コースをしょっちゅうかえてね。景色や人もかわるし・・・歩いていると頭がリフレッシュするんですよ。永田町にいると頭がぼけますからね!」と笑った。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:12月4日(金)23:00/12月5日(土)9:30/12月6日(日)0:30