今週の一筆
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07月31日の放送

シリーズ「地方自治、地方分権を考える」(5) 八ッ場ダムは必要 民主党はもっと地元の声を聞け!

上田清司 埼玉県知事

対談を終えて

  4期連続落選後、国会議員になり、3期目の途中で埼玉県知事に転身した上田さん。なぜ?と伺ったら、「国政ではやれることに限界があるということがわかったので、それがやれる地方政治に『無鉄砲に』飛び込んだ」と言う。

  知事室の壁にはデータやグラフが所狭しと貼ってある。現実の数字を示し、他との比較を示すと皆がスピ−ディに仕事をやるようになったとのこと。新自由クラブ立党に参画したのが政治家としてのスタートだっただけにその構想力と行動力で県行政を引っ張ってきたのがよくわかる。初当選の時は「期限付きマニフェスト(すぐ、1年以内、4年以内に仕分け)」を示し、そのほとんどを達成したとのこと。

  辞職を表明した中田横浜市長とも仲がよく、前日にも電話をして理由を聞いたそうだが、上田さん自身は埼玉県でやりたいことがまだまだたくさんあると言う。緑を増やしたり、東京の要介護の方々を埼玉県で引き受けるうまい方法はないか、等々、次々にアイデアが飛び出してくる。「道州制論議だって自民も民主も具体案は何もない。産業振興と雇用を中心に据えて新たな『道州』を作るべきで、例えば、関東圏なら新潟県まで含めて初めてその効果があらわれる」と主張する。

  民主党出身なのだが、「八ッ場ダム廃止」に関しては「関東圏の水の供給に是非とも必要だし、今廃止すると莫大な金がかかるのに、その実情を聞きにもこない」と憤る。「ただし、政権交代は必要。期待しているし、かつての同僚達にいろいろ注文をつけているところ」だとか。

  目下熱中しているのは北方謙三の「水滸伝」。今10巻目を読み終えたところで「英雄豪傑だけでなく敗者も沢山登場するし、これまで人格者としてしか描かれていなかった人物も、人間性豊かに描かれているのがいいんだなあ」と次巻を読むのが待ちきれない様子だった。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:7月31日(金)23:00/8月1日(土)9:30/8月2日(日)0:30