今週の一筆
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07月24日の放送

シリーズ「地方自治、地方分権を考える」(4) 道州制にすれば、地方分権の要求は一度に解決!

松沢成文 神奈川県知事

対談を終えて

  「地方分権・地方自治を考える」シリーズ4回目は元祖・改革派知事、増田岩手県知事とともに地方選で初めてマニフェスト選挙をやったことでも知られる神奈川県の松沢成文知事の登場。今回の東国原知事や橋下知事の動きについては地方自治の大切さを皆にわかってもらったことについては評価するが、政党支持をするかしないかに関しては、「地方分権」のワン・イシューで政党支持なんて言ってはだめ、外交・安保・社会保障・金融等々全部を勘案して決めるべき、と言う。「それにしても最近の地方選をみても、現職の成果に対する評価はされずに、若さ・変革というだけで新人が当選する。それだけ既存の政治家に対する不満が強いということだろうが、しかし『選挙は政策で選ぶべき』ということを忘れてほしくない」とも。

  直前に開かれた全国知事会では分権政策に関しての政権公約(マニフェスト)をチェックする特別委員会設置を主張、決定されたが、それ以上に重要なのは、国と地方の協議の場の法制化要求を国に飲ませることだという。「地方が『イヤ』と言ったら物事が決定しない、というシステムを一日も早く作りたいですね」

  「でも、こんな問題は、私たちが発案して先日各政党に持って行った『日本大改造マニフェスト−道州制基本法・推進法を作れ』というのが実現すれば、いっぺんに解消することなんですよ。まずは基礎自治体にできるだけ権限と財源を国から移す。そこでできないことは広域自治体連合がになう。国は最低限のことだけすればいい。県?当然なくします。だから私の初当選の時のキャッチフレーズは『最後の神奈川県知事になる!』だったんですよ」国会議員の時から政治改革を追い続けてきた松沢さんの面目躍如。

  最近は地域の歴史書や郷土史を読む毎日だとか。自分の国の歴史を知らなければ未来は作れない。若者にそれを知ってもらうために、神奈川県では高校で日本史を必修にしたという。「高校生達にそう言った手前、自分でも勉強しなけりゃ」と笑った。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:7月24日(金)23:00/7月25日(土)9:30/7月26日(日)0:30