今週の一筆
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07月17日の放送

シリーズ「地方自治、地方分権を考える」(3) 下級武士の反乱! もうひと波乱、起こしますよ!

露木順一 神奈川県開成町町長

対談を終えて

  橋下大阪府知事や中田横浜市長らとグループを作り、地方分権推進の大きな動きを起こそうとしている露木順一開成町町長が今回のゲスト。神奈川県開成町は小田原の北西、箱根の山並みを眺める神奈川県でもっとも小さい町だとか。

  「でも父が町長時代に東京から1時間ほどの場所にもかかわらず、開発の時流にのらないで美しい田んぼや緑を残してくれていたおかげで、今の町があるんですよ。最近はこの環境が子供を育てるのに最高だと、若い人の移住が増えて、子供の数が増えているんですよ」とNHKの政治部記者出身ながら、生まれ育った地元に戻り3期にわたって町政を司ってきた自信か、笑顔がこぼれる。

  政治記者時代は竹下派担当だったが、梶山静六元官房長官や野中弘務元官房長官を地方のことが本当によくわかっていた政治家だったと評価。「この二人だったら『国民は納得しないぞ』と政治家や官僚の暴走を止めるのに」と嘆く。と同時に「現場を知っている我々の出番が来た。東国原さんも十分、地方自治の大切さを世間に知らしめてくれたし、橋下さんはたいした戦略家ですよ。もうひと波乱おこしますよ」と自信満々。

  政府の地方分権改革推進委員会の委員だが「県知事は現場から遠いから勝手なことも言える。その点、町は現場そのもの。小回りがきくし、住民との対話もできるが、すぐにいろいろなことが跳ね返ってくるので大変。よく考えて行動しないと。国から押しつけられたような市町村合併はしないが、市町村がネットワークをつなげて前向きにいろいろなことをするのは大賛成! というより、そうやってネットワークを作っておかないと山間地の小さな自治体なんてあっという間につぶれてしまう。道州制はその先の話」とも。

  好きなことはお風呂で本を読むこと。主に古典だそうだが、読む、というより、眺めているうちに思わぬヒントが浮かぶこともしばしばだとか。「村上春樹? 今回の『1Q84』も買ってあるけど『積ん読』だな。そういえば村上春樹ってまだ1冊も読んだことなかった!」と笑った。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:7月17日(金)23:00/7月18日(土)9:30/7月19日(日)0:30