今週の一筆
【画像】
【画像】

10月31日の放送

解散、麻生首相の意志だから仕方ないがこれからも国会は大変

公明党 上田勇 衆議院議員

対談を終えて

  今回は元財務副大臣の公明党・上田さんに、30日発表の追加経済対策や、すでに発表されている緊急市場安定化策について伺った。アメリカ留学の際にもてはやされていた金融工学による市場経済がいまや破綻、感慨ひとしおだとのこと。日本の実状は、金融市場は比較的安定しているものの、これまでの原油高、原材料高に加え、今回の円高や世界的不況が追い打ちをかけ、実体経済が金融市場にまで影響を及ぼし始めている状況だと分析。公明党の広報委員長でもあり政策担当者でもあるだけに、これまで数週間、自民党との間で議論を重ねてきたという。先日出した「金融安定化策」は空売り規制の効果は少しは見られるが、これは基本的には市場安定の予防措置みたいなもの。それより今回出す追加経済対策が景気回復の端緒となってほしい、とも。

  公明党が要求していた「定額減税」については、今必要なのは生活安全対策、という観点から福田内閣時代に出したもの。それが今回給付という形になったのは、一刻も早く、広い範囲に出さねば、ということからだそうだ。野党からの「以前公明党が要求して実現した地域振興券と同様、皆貯蓄にまわる」という批判に対しては、「あれは減税といっしょにやったから効果が計れなかっただけ」と反論。それにしても話を伺っても、財源問題が今後大変そう。

  公明党が要求していた早期の解散・総選挙に関しては、今でも先送りについては釈然としない様子。「これからの国会がまた大変だ」と、最後はため息の上田さんだった。

【画像】

川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:10月31日(金)23:00/11月1日(土)9:30/11月2日(日)0:30