今週の一筆
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05月16日の放送

日本とアフリカ−ダイヤモンド、プラチナ、原油、蛸や薔薇もアフリカから!

自民党 中山泰秀 外務大臣政務官

対談を終えて

  大量虐殺、200万人超と言われる難民・・・「史上最悪の人道危機」と言われるダルフール紛争や南北紛争が起こっているスーダン。テロ組織の温床にもなっており、俳優のジョージ・クルーニーは実状を訴える短編を作り、スピルバーグ監督は「中国がこの国への武器輸出を止めないから」と五輪芸術監督を降板するなど世界が注目しているのだが、日本での関心はいまひとつ。中山さんは世界が支援の手をさしのべ、安定の為の手助けをしようと開かれたオスロでの第3回ス−ダン・コンソシアム会合に出席、共同議長として提言を行ったあとスーダン南部の実状をみて帰ってきたばかり。

  会合については、米・英・ノルウエーや日本の支援の発表もあったが、スーダンの南北代表が同じ席に着き、顔を合わせて話をする機会を作ったのが何よりだった、と評価する中山さん。帰りに南部のジュバも視察したが、食料高騰や地雷問題、難民問題、教育問題、解決しなければ成らない問題は沢山あるが、それだけに日本も適切な支援をして一日も早くスーダンの民政を安定させなければ、と改めて思ったという。日本のPKO派遣もいろいろ国内では議論があるが、道路・地雷等、自衛隊の工兵部隊を送って欲しいと言う気持ちがよくわかったとか。スーダンには40〜50名の日本人が国連やNPOで活躍しているが、その大半は女性だという。その手助けもしなければ、とも言う。

  アフリカと日本−今月末に横浜でTICADO(アフリカ開発会議)が開かれるが、ダイヤやプラチナはもとより、たこ焼きの蛸や薔薇の切り花まで今やアフリカからの輸入が盛ん。中国のアフリカ進出は目を見張るものがあるが、必ずしもそのやり方は受け入れられていない。今回、この会議で初めてその名を冠した賞が儲けられた野口英世のように、手を汚していない日本こそ、もっとアフリカとの関係を構築すべき、と熱がこもる。

  モータースポーツが趣味という中山さんだが、「今度のサミットには食料危機を助長しているバイオエタノールにかわる地元大阪で作られた『スイカヒドラジン』というバイオエタノールによる試作車を走らせるんです」と目が輝いた。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:5月16日(金)23:00/5月17日(土)9:30/5月18日(日)0:30