今週の一筆
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02月29日の放送

「思い切なれば 必ず遂ぐるなり」

野呂田芳成 衆議院議員

対談を終えて

  郵政民営化法案に反対、いまだに無所属を貫いている野呂田さん、議員歴30年余、農水相、防衛庁長官を歴任したキャリアの持ち主だが、今回「思い切なれば 必ず遂ぐるなり」という本を上梓なさった。扉に「私が50年以上しっかり実行してきたことは、1番に本を読むこと、2番目は異業種のトップクラスの人の話をよく聞くこと、3番目に旅をして見聞を広くすること」とあるが、その言葉通り、古今東西の例をひいての示唆に富んだエッセイが多数納められてある。

  建設省時代は筑波学園都市や鹿島臨海港湾都市計画にかかわっただけに、昨今の道路問題や町村合併には「住民のくらしを一番に考えるという視点が欠けている」と苦言を呈する。農業問題についても「自給率がこんなに落ち込んでいるのでは先進国とは言えない」と憤る。「最後に今の政治家に一言」と訪ねたら「人間、出処進退が一番大事、それが一番今の政治家には備わっていない」と一刀両断。

  目下の趣味はもちろん読書。「最近読んだ松下幸之助関係の本が面白かった。孔子は『天』を唱え秩序ある社会を、老子は『道』で安定した社会を追及、そして松下は『自然の理法』で繁栄する社会をめざした。単なる事業家ではなく、きちんと理念をもった大思想家だったんだな」と感心しきり。4〜5冊並行して読み、しかも感銘を受けたところは必ずノートに書き込み、それがもう何十冊になるそうだ。

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:2月29日(金)21:00/3月1日(土)9:30/3月2日(日)0:30