今週の一筆
【画像】
【画像】

01月19日の放送

流動化する世界の中で日本は?

フリージャーナリスト 嶌 信彦 氏

対談を終えて

  「主張する外交」を掲げる安倍政権。就任当初の中国・韓国訪問で支持率が大幅アップをしたものの、「復党問題」「本間・佐田辞任」「道路財源問題」「事務所費問題」等、内政問題で下落傾向に歯止めがかからない状況。そこで来週から始まる通常国会を前にジャーナリストの嶌信彦氏に今年の世界・日本について解説してもらった。

  アメリカの一極集中が終わり、EU・アジア・中南米とそれぞれが力を付けてきてコアがどこになるのか分からなくなった世界の体制の変革の始まりと見る嶌さん、「今の外交では不十分」と注文を付ける。

  また経済については、「景気の腰折れを起こしかねない」という政府の圧力で日銀は利上げを見送ったが、果たして今の「成長政策」は可能か、またそのやり方でいいのか、懸念を示す。「いざなぎ景気超え」といっても、あの時は上昇率は平均10%を超え、賃金も80数%あがったのに反し、今回は1−2%の上昇、賃金はむしろ下がっており、個人消費がのびないのは当たり前、格差もできると指摘。自民も民主も参院選にばかり目をむけて、労働法制も消費税問題も先送り。

  漠然としたスローガンだけでなく、具体的な政策を出して今国会で大いに議論して欲しい、というのが結論だった。

【画像】

川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:1月19日(金)20:30/1月20日(土)9:30/1月21日(日)0:30