今週の一筆
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11月08日の放送

夫婦別姓、意見が変わりました!

自民党 稲田朋美 幹事長代行

対談を終えて

 今回のゲストは、自民党幹事長代行の稲田朋美さん。まずは、菅原・河井両大臣の辞任、河野・萩生田大臣の失言等、不祥事が続いていることについて聞いた。

 「辞任の件はしっかり説明してもらうのが大事。失言? 私も防衛大臣の時のことを思い出しますが、反省を込めて言うと、閣僚の発言は非常に重いもので、緊張感を持ってやってほしい。その結果、英語の民間試験が先延ばしになったけれど、受験生のことを一番に考えてほしい」

 せっかく憲法改正シフトにしたのに、この調子では憲法改正はおぼつかないのでは? 「今、二階幹事長も岸田政調会長も皆で地方に行き、大きな大会で憲法改正の説明をしている。なぜ憲法改正なのか、問題点は何か、という人が多い。私は『防衛大臣を1年やって、日本をとりまく安全保障環境が非常に厳しいものだと実感した。だから、国民を守るために自衛隊を憲法の中でしっかり位置づける必要がある』と説明している。日夜命がけで守っている自衛隊の皆さんが憲法違反だと言われないように」

 野党もいろいろ考えを出しては来ているが? 「どんどんいろんなことを議論すればいいんです。たとえば、私だったら男女平等。法律でやれば良い、という人もいるが、ドイツでもフランスでも法律の上にさらに憲法に書き込むことによって男女平等を進めているんですよ」

 「女性議員飛躍の会」というのをお作りになったとか? 「議員になって14年、能力があれば登用されると思っていましたが、政治は男のやるものだという意識がすごく強い。だから国会議員だけでなく女性の地方議員も増やしていきたい。党内の意識を変えたい、ということで作りました。党内で初めて部屋をもらって、そこで地方議員や女性の支援者たちも含めて議論したり、ほっとしたりしたいと思ってます。先日は福島の被災地に皆で行ってきました。女性向けの物資は届いていても、適切な細やかな対応ができていない。こんなこともどんどん言っていきたい」

 最近はLGBTに理解を示したり、夫婦別姓も理解する、と言ったり、稲田さんは変わったと言われるが? 「人の生き方を認める、人の立場を考えられる、と言うのが保守だと思うんです。もちろん伝統や国柄を守ることも大切ですが、新しくいろんなものを創造したり、新しい制度を作るのも重要です。LGBTについても政調会長時代に考える会を作りました。彼らにとって趣味でも病気でもなく、生きること、核心です。人権問題です。だから理解を推進するための法案を出したいと思っています」

 夫婦別姓は? 「昔は反対の論陣を張っていました。家族それぞれの名字が違ったら一体感を持てないだろうと思っていたからです。ただ、現在は60代、70代の人でも結婚する。いろんな家族の形ができてきている。逆に家名を残すために結婚できない人もいる。通称を認めればいいのでは、と言う人もいるけれど、2つの名前を持つ人が拡大しても混乱になる。選択肢を増やせばいいんです」。以前と全く考え変わりましたね! 「防衛大臣をやって、良い経験をしました。人の話も聞くようになりました。進化したんです! 昔は、自分は正しいと思ったことを言っていましたから」

 「伝統と創造の会」は続ける? 「小泉政権の時に女系天皇反対で33名の人を集めました。当時は受け取られませんでしたが。私は、世界でただ1つ、男系でつないできた伝統を守るべきだと考えています。女性天皇も8代いますが、全部男系です。地元の「継体天皇」も大変ご苦労なさいました。つないできたものを1回壊せばすべて崩れます。それはしのびない。女性議連でも今、女系天皇に賛成の人や反対の人、両方を招いて勉強会を始めました。勉強した上でしっかり議論をしていきたいんです」

 今、はまっているのはランニング。週に3〜4回、朝5時半に起きて自宅の周りを10キロ走っているという。「1人で走るときもあるし、秘書、たまには記者さんたちも一緒に走ってくれることもあるんですよ。12月1日には初のハーフマラソンに挑戦します!」と嬉しそう!

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「TBS NEWS」で放送しています。
再放送:11月8日(金)23:00/11月9日(土)9:30/11月10日(日)0:30