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8月21日(水) BSS(山陰放送)

伝統芸能を次世代に 14歳の夏

伝統芸能を次世代に 14歳の夏

今回は、島根県の伝統芸能「石見神楽(いわみかぐら)」を愛する中学3年生です。何世代にもわたり地域の誇りともいえる舞を受け継ぐ熱い思いを追いました。

華麗な衣裳を身にまとい、笛や太鼓にあわせ豪快に舞う。島根県西部の伝統芸能「石見神楽」です。真剣な表情で指導を受けるのは上野颯斗さん(14)、中学3年生です。

「石見神楽は僕たち石見っ子の宝でもある。石見神楽で良かったなと思います」(大尾谷子供神楽団 上野颯斗さん)

石見神楽の勇壮な舞に心を打たれた颯斗さん。小学4年で子ども神楽団に入り、活動しています。

「神楽に対しての熱の入れようは本気なので、家にいる時とは違って、舞う時は、しっかりとした颯斗が見られて、すごくギャップを感じる」(颯斗くんの母 上野香織さん)

この日は次の公演に向けた稽古。演目は石見神楽の代名詞ともいえる「大蛇(おろち)」です。颯斗さんは、ヤマタノオロチを退治する主役・スサノオを演じます。

「颯斗はまたが広い」

「後世に僕らの分身を育てる。自分の分身と思って、細かく教えるようにしている。あいさつとか礼儀をきちっとやろうと常に指導している」(大尾谷子供神楽団 半場徳一代表)

公演では、演者はもちろん、太鼓や笛のお囃子など、全て子どものみで行います。

「舞っている自分たちも、見ている人たちも楽しくなる。どちらもいい気分になれるところが良いと思う」(大尾谷子供神楽団 上野颯斗さん)

颯斗さんが子ども神楽の一員として活動するのは今年が最後です。

「自分たちの努力が、下の子たちにも受け継いでくれたら、うれしい。石見の伝統を受け継いでいきたいので、大人の社中に入って、これからも頑張ろうと思う」(大尾谷子供神楽団 上野颯斗さん)

地域の伝統芸能を守っていく。子どもたちの舞は次の時代にも受け継がれていきます。

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