すぐ出来る!“やって楽しい”防災の知恵

2019年12月3日 [ 監修:あんどうりす ]
車外脱出ツールを持とう

米澤かおりキャスター(CS放送「TBS NEWS」)

冠水や交通事故などで車の中に閉じ込められてしまった際、いち早く外に出ることが重要です。しかし、電気系統の故障や水圧、衝突による変形でドアが開かなくなってしまうことも考えられます。そこで有効なのが「緊急脱出ハンマー」です。

窓ガラスを割って脱出する

車に閉じ込められ、ドアが開かなくなってしまった場合、窓ガラスを割って外に出なければなりません。しかし、車のガラスは、壊れにくいものが使われているので、簡単には脱出することができません。でも、「緊急脱出ハンマー」があれば、女性やご年配の方でも簡単に窓ガラスを割ることができます。

車外脱出ハンマーの種類と特徴
金槌タイプ 普通の金槌と違い、
小さな突起が付いている。
突起の部分で叩いて割る
ピックタイプ 先端の小さな突起で突いて割る
ポンチタイプ ガラスに直接押し当てて、
スイッチを入れて割る

シートベルトカッターやライト、簡易消火できる機能がついたものもある

どの窓を割るのか
フロントガラス 横と後ろの窓ガラス
  • ヒビが入るだけで完全には割れない
    (衝突しても割れない性能のため)

  • 衝撃を加えると割れる

  • ガラスの隅の部分を叩いた方が割れやすい

車種によっては、横の窓ガラスが割れないものもある


車の使用説明書を見て、どこの窓ガラスが割れるか確認を

手の届く場所に設置!

衝撃などでシートベルトがロックされてしまうと身動きがとれなくなるので、運転する際に支障がない、手の届く場所に置く

シート側面下、シート前面下など。また、サンバイザーに掛けるタイプやヘッドレストにつけるタイプのものも

道路が冠水しているときの注意点
  • タイヤの1/3以上の水位には突っ込まない

  • 目の前の車が大丈夫でも関係ない。走り抜けたくなるが、逆効果。やむを得ず入る場合は「ゆっくり」走る

  • 夜道でヘッドライトに照らされると、冠水した道はまっすぐの道にしか見えないので、知らないうちに突っ込んでしまう。水害が心配される夜間の車での避難はしない


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