すぐ出来る!“やって楽しい”防災の知恵

2019年6月27日 [ 監修:あんどうりす ]
“アウトドアから学ぶ防災・減災”
~災害時にも使える「テントマット」~
「テントマット」は、アウトドアでテント泊する際、寝心地を左右する重要なアイテムです。
「寝ていられない」 避難所の現状

「(避難生活で)一番つらいのは睡眠が取れないこと。寒くて、痛くて、寝ていられない」(東日本大震災で避難生活を経験した被災者)



地震などの災害で、避難所での寝泊まりを余儀なくされることがあります。 災害による環境の変化は、不眠に陥りやすくなります。 そうしたストレスを解消するためには、少しでも睡眠環境を整えることが重要となります。

「冷える」「痛い」を解消するアイテム

主な避難所となる固い床の体育館では、「テントマット」は心強いアイテムとして重宝されます。

  • クローズド・セルパッド
    • 軽量で耐久性が高い
    • 破れても大きく性能が
      低下することがない
    • 折り畳んだり曲げたりするので多少かさばる
  • エアーマット・パッド
    • 空気を入れて使用
    • 軽量でコンパクト
    • 穴が開くと性能が低下する
      (修理すれば使えるようになる)

  • 断熱素材のため床からの冷気を遮る

  • 床の固さや凹凸を吸収するので体が痛くならない


プラス・アドバイス!
  • 普段から使って慣れる
    家でストレッチをする時やテレビを見る時に使い、少しずつ慣れておくこと

  • 座布団サイズの利用
    • 持ち運びに便利で、イベントなどでイスや床面に座る際に下に敷ける

    • 赤ちゃんのオムツ替えシートにも使える

避難所にはこんな支援も

近年、災害発生時に開設される避難所では、段ボールでできた簡易ベッドを見かけるようになりました。東日本大震災では、長引く避難生活でエコノミー症候群などの健康被害や心身のトレスが問題化したことを機に、その解決策として、業界団体などがこの様な緊急物資支援を行っています。


「段ボール製簡易ベッド」には

・床からの冷気を遮る
・高さがあるので
  起き上がりやすい
  埃だらけの避難所でも呼吸がしやすい
・柔らかい

といった優れた点があるのです。


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