防災・災害関連ニュース
「異常潮位」を約1週間前に予測、気象庁が新たな情報提供へ

 潮位が通常よりも高い状態が長期間にわたって続く現象、「異常潮位」の発生が、およそ1週間前に予測できるようになり、浸水などへの備えに役立つことが期待されます。

 2011年9月、瀬戸内海の沿岸や西日本の太平洋沿岸で浸水や冠水の被害が起きるなど、日本の沿岸では潮位が通常よりも高い状態がおよそ1週間から3か月続く現象、「異常潮位」が数年に1回程度発生しています。一方、「異常潮位」の発生について、気象庁はこれまで、前もって情報を提供することができませんでした。

 気象庁はこのほど、日本の沿岸で潮位に影響する海流や海水温を詳しく把握し、予測するシステムを新たに開発し、28日から運用を始めました。これにより、「異常潮位」の発生や終息をおよそ1週間前に予測できるようになったということで、いち早い情報提供が浸水や冠水への備えに役立つことが期待されます。

(2020年10月28日)

過去の記事