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「避難勧告」と「避難指示」を統合へ

 災害時に市町村が住民に発表する「避難勧告」と「避難指示」の2つの避難情報について、内閣府が、1つにまとめる方針を固めたことがわかりました。

 市町村は、住民に避難を呼びかける際、「避難準備・高齢者等避難開始」「避難勧告」「避難指示」の3種類の避難情報を発表します。このうち、「避難勧告」は避難にかかる時間などを考慮して発表される一方、「避難指示」は災害の危険がさらに増した際に発表されます。しかし、内閣府が行ったアンケート調査によりますと、「避難勧告」と「避難指示」の両方の情報の意味を正しく理解している人は、17.7%にとどまっています。

 また、「避難勧告」と「避難指示」は、5段階の大雨警戒レベルでどちらもレベル4に位置付けられ、「わかりにくい」との指摘が自治体などからも出ています。

 これらを踏まえ、内閣府はこの2つの避難情報を1つにまとめる方針を固め、「避難勧告」を廃止して、「避難指示」に統合する案を、近く、有識者による作業部会に示し、了承を得たい考えです。

(2020年7月27日)

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