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聴覚障害者への津波警報伝達、「赤白格子」旗で

 海水浴場などにいる聴覚障害者に対して、津波警報の発表を知らせる全国共通の旗のデザインとして、「赤と白の格子模様」が採用されることが決まりました。

 津波警報が発表された場合、国は海水浴場などにいる聴覚障害者に旗を使って知らせる方針で、どのデザインが相応しいか、気象庁が去年11月、10種類の旗を使って実験を行いました。

 その結果、赤、オレンジ、「赤と白の格子模様」が見やすさなどの点で高い評価を受けました。このうち、「赤白格子」は船同士や船と陸との通信に使われる国際信号旗の1つ=「U旗」と同じデザインで、世界共通で「海の上に危険が迫っていること」を意味します。

 こうしたことから、気象庁は13日に開かれた有識者会合で、「赤白格子」を、聴覚障害者に津波警報を知らせる旗のデザインの最有力案として示し、了承されました。

 「(赤白格子の旗を見たら)海の中にいる人は、いち早く陸に上がってほしい」(気象庁地震火山部 青木元管理課長)

 気象庁は今後、早ければ夏の海水浴シーズンに間に合うよう、「赤白格子」の旗の全国での採用に向けて周知や普及を進める考えです。

(2020年2月13日)

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