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南海トラフ地震 新防災計画、最大津波高34m予想も…

 関東から九州にかけ、大きな被害が想定されている南海トラフ巨大地震に対する、国の新たな防災計画が決まりました。その内容とは。

 大きな被害が想定されている南海トラフ巨大地震。東海沖から九州沖にかけての南海トラフと呼ばれるプレートの境界で今後30年以内に70%から80%の確率で起きると予測されています。多くの地域で震度7となる可能性があるほか、関東から九州の太平洋沿岸には最も早い場合、地震発生から数分で津波が到達。予想される津波の高さは、最大で静岡33メートル、高知34メートルなどとなっていて、広い範囲で3メートルを超える大津波に襲われることが想定されています。

 被害を少しでも減らそうと、国は31日、新たな「防災対策推進基本計画」を決定。

 「南海トラフ地震の発生が相対的に高まったと評価された場合の対策等を盛り込みました」(安倍首相)

 専門家らが、発生のおそれが高まっていると評価した場合、地震が起きてからでは津波からの避難が難しいと考えられる沿岸部を対象に、住民におよそ1週間、あらかじめ避難してもらうことなどを新たに盛り込みました。まだ、被害が出ていない地域でも、一部の住民に避難が呼びかけられる可能性がある今回の防災計画。命を守るために、何が求められているのでしょうか。

(5月31日15:08)

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