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“延期決定”経済への影響は?“不安”の声

 オリンピックの延期決定は、ビジネスにも大きな影響を及ぼしています。多くの客を期待していた観光地、今年の開催を見越して買い物をした人たちからは、不安の声が上がっています。

 都内有数の観光地・浅草。こちらの鉄板焼き店は、夏の東京オリンピック・パラリンピック開催で多くの観光客を期待していましたが・・・

 「めちゃくちゃ来るんじゃないですかねって、予想はしてたんですけど、しかたないですよね。(新型コロナが)おさまってくれれば、きっとお客さんは入ってくれると思うので、この1年くらいでおさまってほしいですけど、我慢ですね」(てっぱん大吉 若旅愛さん)

 新型コロナウイルスの影響で外国人観光客が激減していたところに、今回の東京オリンピックの延期。影響をモロにかぶるのが宿泊施設です。

 「非常に大きな打撃ですね」(ホテル支配人)

 このホテルでは、延期の発表を受けて急遽、当初の大会期間中の宿泊のキャンセル料を無料にしました。24日から25日にかけて、予約客の1割ほどが宿泊を取りやめたといいます。

 「金額ですと4000万から5000万くらいの予約が入っていたんですね。(Q.最大で4~5000万円飛んでしまう可能性?)そうですね。そういった可能性があります」(ホテル支配人)

 延期による経済への影響は少なくありません。1年の延期の場合、損失は6000億円を超えるとの試算もあります。

 スポンサーからはこんな声も・・・

 「追加のスポンサー費を求められる可能性もあるから不安」(スポンサー企業)

 「2020という大会の名称が維持されるのは、せめてもの救いだ」(スポンサー企業)

 一方で、アメリカの巨額の経済対策がまとまるとの見方が広がったことや、延期の決定で当面の不透明感が払拭されたこともあって、25日の株式市場には安心感が広がりました。東京市場の株価は歴代5位の上げ幅となる1400円を超える値上がり。1万9000円台を回復して取引を終えました。

 ただ、延期が決まったことで、将来に大きな不安を抱えた人も・・・

 「さらに1年遅れちゃうのかな」(購入者)

 大会後、選手村の建物を活用するマンション「HARUMI FLAG」を購入した男性。去年、およそ8000万円で購入。2023年3月から入居が始まる予定でした。しかし、延期が決まったことで、不動産会社は「販売や入居など時期は現時点で決まっていない」としていて、見通しが不透明になってしまいました。

 「(住むのが)ずいぶん先になっちゃうなと心配しています。その間、別の所に住まなきゃいけないので、その費用はどうなるのか不安ですね」(購入者)

 開催までのおよそ1年間、どんな影響が出てくるのでしょうか?

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