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「人間の作り出した悪夢止めねば」シリア情勢で国連事務総長
緊張の高まる中東・シリア情勢について、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、「人間の作りだした悪夢を止めなければならない」と述べ、即時停戦を呼びかけました。
シリア北西部のイドリブ県は反体制派の最後の拠点で、去年12月以降、戦闘が激化しています。ロシアはアサド政権軍を、トルコは反体制派を支援していて、外交交渉が続く一方で大規模な衝突が懸念されています。
こうした事態を受けて、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は21日、当事者すべてに即時停戦を呼びかけました。
「シリア危機に軍事的な解決はありません。政治的解決のみが可能です。長くシリアの人々を苦しめる、人間の作り出した悪夢を、いま止めなければなりません」(グテーレス事務総長)
また、グテーレス事務総長は、シリア北西部ではおよそ280万人が人道支援を必要としているとした上で、今後新たに発生する国内避難民のため、追加で5億ドル=およそ560億円を拠出するよう国際社会に訴えました。
