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北朝鮮の出稼ぎ労働者、「制裁逃れ」の実態
北朝鮮の出稼ぎ労働者たちが国連安保理が制裁決議で設定した送還の期限を過ぎても各国で働く「制裁逃れ」。JNNのカメラがその実態をロシアでとらえました。
「これから出勤でしょうか?今、北朝鮮の労働者が寮の中から出てきました」(記者)
ロシア極東・ウラジオストクの寮に、この時期いるはずのない北朝鮮労働者たちの姿が。向かったのは郊外の建設現場です。国連安保理の制裁決議は、去年12月22日までに全世界の北朝鮮労働者たちを本国に送還するよう、各国に義務付けていました。彼らが稼いだ外貨がミサイル開発に使われるのを防ぐためです。
そのようななか、ロシア当局の目を盗んで建設現場などで密かに働き続けている北朝鮮労働者の様子をJNNのカメラがとらえたのです。
「(Q.どんなビザを持っている? )我々は、教育(留学)ビザ」(北朝鮮労働者)
彼らは、年齢問わず取得できる短期の留学ビザを取得して、こっそりと働いていました。国連安保理の北朝鮮制裁委員会はJNNの取材に対し、「学生を含め、職業やビザの種類問わず、帰国が義務づけられている」と回答。ロシア極東では「制裁逃れ」の現場が点在していて、ロシア当局による取り締まりの強化と国際社会のさらなる監視が求められます。
