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ロンドンテロの遺族、事件きっかけの厳罰化をけん制

 イギリス・ロンドン中心部で先週起きたテロ事件の遺族が、事件をきっかけに厳罰化を進めようとする政府をけん制するコメントを発表しました。

 この事件は先月29日、ケンブリッジ大学が主催する服役囚や元受刑者が学生とともに学ぶプログラムの集会に出席していたウスマン・カーン容疑者が参加者に切りつけるなどして、2人が死亡、3人が負傷したものです。

 死亡した1人、ジャック・メリットさんは、このプログラムのコーディネーターでした。遺族は1日、コメントを発表し、メリットさんの信念は「復讐ではなく、贖罪と更生だった」としたうえで、「ジャックは、この事件がさらなる厳罰化や不必要に長い刑期を科すための口実として政府に使われることをよしとしないはずです」と述べました。

 この事件では、カーン容疑者がテロを計画した罪で服役していたものの、電子タグを足につけることを条件に去年、仮釈放されていたことが明らかになっています。治安強化が持論のジョンソン首相は、「自動的な仮釈放は労働党政権時代にできたシステムで、私はずっと廃止を主張してきた」「テロリストは刑期を最後まで終えるべきだ」などと、今月12日投票の選挙を意識した発言を繰り返していますが、事件の遺族にけん制された形です。

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更新日時:12月07日 11時02分

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