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河井案里議員が県議に現金?国会の集中審議で野党追及

 参議院で行われた予算委員会の集中審議。“政治とカネ”をめぐる新たな疑惑が浮上しました。

 「通告しておりませんが、大変重大な疑惑が持ち上がっています」(立憲民主党 杉尾秀哉参院議員)

 疑惑を持たれているのは、先月31日に辞任した河井克行前法務大臣の妻で、夏の参議院選挙で初当選を果たした自民党の河井案里参議院議員です。

 「河井案里氏がこの春の広島県議会議員選挙の期間中に、激励や当選祝いなどの名目で、複数の自民党県議に現金を持ってきたと」(立憲民主党 杉尾秀哉参院議員)

 河井氏が今年の春、地元・広島で、複数の県議会議員に現金を配っていたという疑惑を、一部メディアが報じたのです。

 ある広島の県議会議員は、JNNの取材に対し、今年4月に行われた県議会議員選挙の選挙期間中に、河井氏側が現金を持ってきたと証言しました。

 「“陣中見舞い”と認識していた。事務所のスタッフが受け取ったがすぐに返した」(広島県議会議員A)

 選挙管理委員会によりますと、「陣中見舞い」は「寄付」に該当するということですが、公職選挙法は、立候補予定者が選挙区内で寄付をすることを禁止しています。

 「あくまでも一般論としてお答えします。公選法は、候補者を当選させる目的で、有権者や運動員に金銭物品を渡すことを禁じています」(高市早苗総務相)

 また、別の県議会議員は、県議会議員選挙が終わった後の5月上旬ごろ、河井氏本人から「お祝い」として封筒を渡されそうになったと話しています。

 「中身は見ていないが、お金だと思った。“気持ちだけ受け取ります”と丁重に断った」(広島県議会議員B)

 「当選祝い」として金銭を渡すことは、政治資金規正法で禁止されています。河井氏は夫の河井前法務大臣が辞任して以降、公の場に一切姿を見せていませんが、事務所を通じて、「公職選挙法に抵触するようなことは一切行っておりません」とコメントを出しました。

 「河井元法務大臣ならびに案里氏に、事実関係を確認してもらえないでしょうか。これは極めて重大な問題だと思います」(立憲民主党 杉尾秀哉参院議員)

 「河井議員については法務大臣も辞任する際に、記者に対して説明責任を果たしていく旨、述べていたと承知しています」(安倍首相)

 河井氏は、夫の辞任のきっかけとなった“ウグイス嬢に公職選挙法で定められた規定を上回る報酬を支払っていた”という疑惑についても説明をしていません。野党側は、「疑惑が事実なら議員辞職に値する」と追及を強めています。

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更新日時:11月14日 8時02分

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