関電“経営トップ”引責辞任、“3億円”金品授受問題

 関西電力の幹部らが福井県高浜町の元助役らから多額の金品を受け取っていた問題です。関電の八木誠会長と岩根茂樹社長が午後3時から記者会見し、辞任を発表しました。

 「今般の事態の経営責任を明らかにするため辞任することにしました。私は本日付で辞任します。岩根(社長)につきましては、第三者委員会の評価が出た時点で、辞任することにします」(関西電力 八木 誠 会長)

 神妙な面持ちで会見に臨んだ関電の八木誠会長。関西電力は、9日午前の臨時取締役会で経営トップでありながら組織として対応せず、会社の信頼を失ったとして、八木会長が9日付で辞任し、岩根茂樹社長は新たに設置される第三者委員会の調査結果が出た後に辞任することを決めました。

 「第三者委員会の調査・原因究明などに真摯に対応していくことが私に課せられた最後の責務と考えています」(関西電力 岩根茂樹 社長)

 また、八木会長は関西経済連合会の副会長、岩根社長は電力業界のトップである電気事業連合会会長の職を辞任するほか、4060万円相当の金品を受け取っていた森中郁雄副社長ら4人が辞任することも明らかにされました。

 「現金1億4501万円、金貨が368枚、金杯が8セット、金が500g」(関西電力 岩根茂樹 社長、今月2日)

 八木会長や岩根社長など20人が高浜町の森山栄治元助役らから、あわせて3億2000万円分の金品を受け取っていた問題。2度にわたる会見で、隠蔽体質が明らかとなり、被害者といわんばかりの姿勢が、さらに批判を集める形となっていました。

 今回の辞任表明を受けて、原発立地自治体の高浜町長は・・・

 「役員体制の見直しを(再稼動の)条件にあげさせていただきました。辞任・退任ということで、今回、名前が挙がった役員のほとんどが(辞任・退任の)対応をとられるということで、関電内での自浄作用に一定の評価をしたい」(福井・高浜町 野瀬 豊 町長)

 留任を明言していた2度目の会見から1週間での一転辞任。関西電力の自浄作用はどこまで働くのでしょうか。

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更新日時:10月16日 16時02分

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