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大停電“全面復旧”メド立たず、台風15号直撃から3日

 台風15号の直撃から3日目。広範囲に及ぶライフラインの寸断が深刻さを増しています。東京電力は当初、「今日(11日)中の停電解消を目指す」としていましたが、見通しは立っていません。

 依然、およそ42万軒もの大規模停電が続く千葉県。10日夜、訪ねたのは、およそ2万2000軒が停電したままの南房総市です。

 「電気はこれですね、ランタン2つ。エアコン無いし、IHにしちゃってるので火は使えないし、お湯も沸かせないし」(両親を助けに来た 水上英之さん)

 冷蔵庫が使えないため、食事はカップ麺。さらに・・・

 「冷蔵庫が無いので、飲み物確保して」(両親を助けに来た 水上英之さん)

 親戚が運んでくれたという氷が冷蔵庫がわりです。今のところ水が出ているものの、市内およそ6000戸が断水しています。さらに近隣の館山市では・・・

 「館山市のガソリンスタンドにはずらーっと車が並んで、大渋滞ができています」(記者)

 およそ40台が並んでいるのは、ガソリンスタンドです。

 「車無いと仕事行けないので、困りますね。他の所も結構(ガソリンを)運んでこないと言っていたので、入れられるうちに入れておかないと、無くなっちゃう」(給油に来た人)

 燃料が足りていない場所は他にもありました。災害拠点病院として自家発電で対応している君津中央病院です。

 「救急車がまた1台、病院に入ってきました」(記者)

 最高気温31.8℃まで上がる中、熱中症とみられる患者が次々搬送されてきます。ところが、燃料を使った自家発電で対応できるのは3日間、11日まで。幸い、徐々に電力の供給が始まっていて、11日夜中には通常電源に切り替えられそうだといいます。

 「3日あれば全部復旧すると思っていたが、それが異常に長引いたということは、3日あってもダメなのか」(君津中央病院 北村伸哉救命救急センター長)

 一方、長期的な問題も出てきています。

 「もう本当に最悪。男手がないので本当に大変なんですよ」(農家)

 農家の女性。自宅の2階に上がってみると・・・

 「ハウスもめちゃめちゃだし、これから先、生活の糧をどう支えていくか」(農家)

 生活を支えるビニールハウスが壊滅的な被害を受けていました。木更津市でも・・・

 「かなりの数の梨が落ちてしまっているのがわかります」(記者)

 旬を迎えるブランド梨が被害を受けていました。

 「梨なんですけれども、もうかなり大きくて、収穫間近というのがわかります」(記者)

 こちらの農園では数万個が落下。全滅状態だといいます。台風の爪痕が残るのは千葉県だけではありません。神奈川県鎌倉市では、自衛隊が土砂崩れの復旧作業に当たっていました。

 東京電力は「今日中に全ての地域の停電解消を目指す」としていましたが、悪天候などの影響もあり、全面復旧の見通しは立っていないということです。

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更新日時:9月18日 14時02分

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