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【こどものチカラ】重病の医療的ケア児「新たな一歩」

 シリーズ「こどものチカラ」です。生まれつき重い病気があり、様々な医療的ケアを必要とする7歳の男の子が広島にいます。この春、念願だった小学校への入学が叶い、新たな一歩を踏み出した元気な姿を追いました。

 「三谷くん」(先生)

 「はい、元気です」(三谷康生くん)

 広島県東広島市に住む三谷康生くん、7歳です。この春から、地元の小学校に通っています。

Q.学校はどうですか?

 「慣れました」(三谷康生くん)

 ただ、ここまでの道のりは平坦ではありませんでした。康生くんには生まれつき心臓などに重い病気があり、手術や検査を繰り返してきました。生後3か月の時には気管を切開し、呼吸を助ける器具を着けました。口から食事をとることは難しく、日常的な医療ケアが欠かせません。しかし、東広島市には康生くんが通える特別支援学校などはありませんでした。

 「よろしくお願いします」(母、三谷恵理さん)

 そこで、去年12月、母親の恵理さんたちは自治体に学校で医療ケアを行う「看護師」の配置などを要望。2月になって、ようやく認められました。

 入学式の日、康生くんが初めに向かったのは、新たに作られた特別支援学級でした。

 「三谷康生って書いてあります。帽子もこの上にのせましょう」(先生)

 康生くんが少し緊張した様子で先生の話を聞いていると・・・

 「パパがもう泣いている、早いわ」(母、三谷恵理さん)

 それからおよそ1か月半。そばには恵理さんの姿はありません。学校では専任の看護師が康生くんの医療ケアをしていました。

 「もうママは、来なくていいくらい」(三谷康生くん)

 「強気に出たね、康生くん。ママが喜ぶ」(専任の看護師)

 初めての運動会では、1、2年生と一緒にダンスを披露。力強く踊りきりました。

 「感動しました」(母、三谷恵理さん)

 そして夏休み前、最後の登校日。すっかり集団生活にもなじんでいました。

Q.夏休み、がんばることは?

 「ラジオ体操とか、お手伝いとか」(三谷康生くん)

 小学校入学からおよそ4か月。康生くんにとって成長の日々が続きます。

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更新日時:8月19日 12時02分

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