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くすぶる消費増税延期論、「衆参ダブル選挙」打って出るか?

 景気後退への懸念を受け、永田町では、消費増税の延期論が取りざたされています。こうした中、安倍総理が好調な内閣支持率を背景に、「衆参ダブル選挙」に打って出るとの見方も広がっています。

 「我が国の経済は、このところ輸出や生産の一部に弱さがみられており、海外経済の動向等に十分留意していく必要があります」(安倍首相・14日)

 13日に発表された3月の景気動向指数が「悪化」に引き下げられ、安倍総理の景気認識に関心が集まっています。

 「もし増税を仮に延期をするという事態が起これば、国民の皆さんへ了解を求めるアクションは必要なんじゃないか」(自民党 萩生田光一幹事長代行・14日)

 安倍総理が10月の消費増税を延期し、信を問うため衆議院を解散して、夏の参議院選挙に合わせた「ダブル選挙」に打って出るのでは、との見方があるからです。

 「総理がご判断すれば、我々党としては、全面的にそれをバックアップして対応していく用意はある」(自民党 二階俊博幹事長・13日)

 「ダブル選挙」の憶測にも強気の姿勢を見せる自民党の二階幹事長。その背景には、好調な内閣支持率があります。先週末に実施したJNNの世論調査では、57.4%と先月より4ポイント上昇しました。

 「トランプ大統領の来日とG20サミットで、選挙の宣伝は十分だ」(自民党幹部)

 自民党内では、来月26日に会期末を迎える国会の会期を延長し、安倍総理が議長を務める大阪でのG20サミット終了後に衆議院を解散する衆参ダブル選挙の投開票日は8月4日になる、とのシナリオもささやかれています。

 「ダブル選挙」が取りざたされるもう1つの理由は、野党側の準備の遅れです。立憲民主党や国民民主党など野党4党は、参議院選挙の1人区の候補者の一本化に加え、衆議院でも候補者調整を始めましたが、思うようには進んでいません。

 「今の野党の状況なら、ダブル選挙あり得ると。本当に野党が立ち直れないぐらいの、このまんまの状況だったら、壊滅的な敗北になると」(国民民主党 小沢一郎衆院議員・14日)

 しかし、自民党と連立を組む公明党は、「有権者に混乱が広がる」として否定的です。

 「我が党としては、反対であるということは申し上げているとおり」(公明党 石田祝稔政調会長)

 果たして、安倍総理は衆参ダブル選挙に打って出るのかどうか。終盤国会では、与野党の神経戦が続きそうです。

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更新日時:5月22日 20時02分

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